この度は、お越しいただきありがとうございます。

毎度のことながら、ワンオペで営業している関係上、なかなかご説明が行き届かないため、
今回お出しするワンプレートのお品をこちらのページでご紹介させていただきます。

今回のテーマはミャンマーで人気の「チンバウン」を使ったお料理プレート。

チンバウンはビルマ語で、英名は「ローゼルリーフ」。いわゆるハイビスカスティなどで赤く色づいた酸っぱいお茶を飲んだことがあるかもしれませんが、その葉っぱを食べるのがミャンマーの食文化です。

また、その他モン族のチキンカレーを含め酸っぱ辛いプレートで構成してみました。(一部酸っぱ辛くないものがあります)
チンザッ(チンサッ)とは、酸っぱ辛いという意味です。
酸っぱ辛い料理が好きな私なこの上なく大好きな料理なのであります。


本日ご提供のお料理のご紹介。

・ブーディーヒンガー

いわゆる冬瓜のスープです。

ミャンマーでは、ウリ科の植物を多く食べられていて、本来ミャンマーで主流の夕顔で作りたかったのですが、冬瓜で代用しました。
中国国境近くをイメージして、エビ殻でとったダシと干しエビ、に加え最後にはカチン州で取れる山椒「マジャン」をほんの少し振りかけています。


・チンバウンジョー(ローゼルの葉の炒めもの)

ミャンマー全土、民族の垣根超えてみんなチンバウンが大好き!
とにかく酸っぱくて、アクもなく食べやすいのですが、手に入りづらいことと、収穫が7月から9月上旬までと短いため
ミャンマー人もキロ単位で買いだめして冷凍しているそう。

このチンバウンをどのように食べるかというと、ガピやエビ、たけのこ一緒に炒めて食べるチンバウンジョーが主流。
それ以外にスープにしたりします。

クエン酸たっぷりにくわえ、唐辛子を使ったこのお料理は、いつでも暑いミャンマーにはぴったりなお料理です。

たまに初夏のタイミングで東京のミャンマー料理店でも食べられる機会もあるのですが、保存を効かせるために結構オイリーだったりします。

今回、私流に油は少なめで、ガピや干しエビ粉もたっぷり使用してみました!

ミャンマー特有のお料理ということでぜひご堪能ください。


・モンチェッターチェ(モン族のチキンカレー)

その他、これまた初お披露目の私が大好きなモン族のチキンカレー。
酸味やミャンマーで食べられている「マヤンディ」という乾燥果物を使用していて、これがとてもレアですが美味しい!

モン族はこのマヤンディを使った酸っぱい料理が多いと言われています。

あとは、ミャンマーではパクチーと同じくらい使われているノコギリコリアンダーを上にトッピング。
ミャンマーでは「シャンナンナン」と呼ばれています。可愛い名前のハーブですね。
(ちなにパクチーは「ナンナンピン」と呼ばれています。)


10月にはこのチキンカレーを取り入れたモン族のオンライン料理教室を開催予定!

もし、今日のカレーが美味しくてまた家で食べみたい!と言う方がいましたら
ぜひご検討ください(5回程度作れるマヤンディを事前食材送付予定です)


・ブラックマッペのコロッケ(マッペジョー)

ミャンマーでは、豆のコロッケもよく食べられています。
今回は、豆のうまみを感じるブラックマッペ(ウラドダール)のコロッケです。

このコロッケは、お肉の代わりになるのではないかと思えるほど旨味がたっぷり。
マンダレーなどでよく食べられています。ディップには、酸味を効かせたタマリンドペーストのティップ
「マジーディアチン」。アチンとは酸っぱいと言う意味。
とにかく、私はこのソースが大好きです!

ミャンマーでは半割ひよこ豆を「カラペー」と呼び、豆コロッケやスープとして食べられていることが多いですが、
カレン州ではレモングラスを入れるのがポイントのようで、今回取り入れてみました!


・ジントウッ

ミャンマーの生姜のキャベツの和えものです。
このジンジャーがとっても美味しくて、1年前は自家製のものでしたが、今回はミャンマー産のジンジャーを使用しています。
揚げた豆と一緒に食べるのがアクセントになって美味しいです。

こちらは実家からトマトが送られてきたのでおまけで作りました。
レモンを丸ごと発酵させたのがタンバヤーディと言います。

にんじん和え

にんじんはモンラールーと呼ばれています。
他の主菜や副菜とバランスを合わせて一品付け加えました。

スパイスドリンクについて
今回、お酒の提供ができなかったため、パンチが聞いたスパイスドリンクを作ってみました。
ミャンマーを意識して「チンソーカーディ」と呼ばれるいわゆるカリンもプラスして漬けてみました。

以上が今回のお料理の品のご説明です。
少しでもミャンマー料理に興味を持っていただければ嬉しいです。

本日は、お忙しい中お越しいただきまして本当にありがとうございました。

心よりお礼申し上げます。

今回のイベントで得た利益の一部をミャンマーで困った人々への人道支援へ寄付いたします。
これからもミャンマーの平和とミャンマー料理をよろしくお願いいたします。

鈴木ラペ子