◆辛いもの好きの私ですらたじろぐほどの、とにかく辛くて酸っぱいペーストはミャンマー人が大好き
東京のミャンマー食材店でも、日本人住むミャンマー人のためにいろな食材を仕入れている。
私くらいだんだんコアになってくると、何か新しいものを見つけるのが大変なくらいになっているのですが(笑)、特に穴場なのが「冷蔵庫」。
冷蔵庫の中は日持ちしないものが多くあるため、常時置いてあるものは少なくその時に入荷した旬のものが陳列されていることが多い。
私がよく行く11階の食材店
Shwe Pyi Thit(11F)の冷蔵庫で見つけたのがこちら。
ビルマ語がわからないのに、なぜかテクスチャーだけでわかるようになってしまった。「これ、マヤンディじゃない?」店員さん「そう、よくわかったねー、マヤンディダウンだよ」
マヤンディーとは、ミャンマーで食べられているプラムマンゴーに似た果物で、青い時に収穫し、今回ご紹介したようなガピと唐辛子と一緒に叩いて混ぜて食べられている。
私も先日高田馬場で生のマヤンディが売っており、自家製のマヤンディダウンは強烈な酸っぱさと辛さが押し寄せてきてとってもおいしかった。
ミャンマーでも、マヤンディの収穫は限られているそうで、その時期になったらみんなこぞって買い占めて、このように日持ちするマヤンディダウンにするそう。
ちなみに、ダウンとは「叩く」の意。手前のワードの最後の発音でダウンかタウンで分かれるそう。
さて、買ってきた私はこのペーストをふかし芋の上にONしてみました。
と、とんでもなく辛い!!でもなんか手が止まらない。
とある日はこんな感じのおにぎりにしてみました。
そんなにたくさん入れてないに、本気で辛い。
辛いものをたくさん食べる私ですら本気で辛いと思う。
そんなマヤンディダウンをこよなく愛するミャンマー人の辛さのレベルは計り知れない・・