NGO法人が運営するリーズナブルで清潔な料理教室。
2019年2月、ミャンマー料理にはまった私は弾丸でヤンゴンへ。
現地で料理を教えてもらいたい!という目的が一番だったので一人でも参加可能な料理教室をネットで探して予約したのが今回ご紹介する「 Three Good Spoon 」。実はTrip Adviserを見てもヤンゴンで料理教室が少なく、あったとしても2人以上ではないとNGだったりなかなかハードルが高い。
その点、こちらの料理教室はリーズナブルで1人でもOKだったのでネットで予約をしました。
場所はサンチャウン地区にある大通りに面した2階。NPO法人が運営する料理教室とはいえ、中はとても清潔で居心地が良い空間。
パンや洋食、スイーツなどのコースもあるのですが、私はもちろんミャンマーの伝統料理をチョイス。滞在中のタイミングを見計らって2日間料理教室に行きました。
1回目は「シャンカウスエ」コース。
1人で申し込みましたが、当日は私以外に外国人カップルも一緒で3人で料理を教えてもらいました。
こちらが、料理講師を務めるケビンさん。ヤンゴンの大使館で20年以上も料理長をしていた腕前。英語も流暢で、とても丁寧に教えてくれます。
嬉しいのが、MSG(合成化学調味料)を使わないレシピで教えてくれること。シャンカウスエで使う鶏だしも、骨つき鶏を水で茹でるところからスタートしました。
シャンカウスエは、中華系の食文化の影響を受けているためトマトソースのポイントに発酵豆ペーストを使うのがポイントだそう。
メインのヌードルのほかに、サイドディッシュとなる青トマトのサラダ・もやしのサラダも作ります。
色々作って、いざ実食!
1回目のシャンカウスエ料理コースの完成図。シャンカウスエ・もやしのサラダ・青トマトのサラダとデザート4品を作りました。
鶏だしスープも滋味溢れる味で繊細なお味!
青いトマトは日本でも昔よく食べていましたが青臭いという印象で今では赤いトマトしか売られなくなったんだとか。ミャンマーの青トマトは身が厚く、その青臭さごと美味しい!日本でも手に入らないかな。
日本でもおなじみのもやしは、ミャンマーでもよく食べられる野菜。
シンプルながらもパクパク食べれる美味しさ。
アレンジしたレシピはこちらにアップしてますのでよかったら試してみてください。
こちらはほとんど先生に作ってもらったデザートですが、ココナッツミルクが優しいデザート。外国人カップルはヤンゴンで英語とオランダ語の先生で、近々日本1周する旅行をするということ。和気藹々としながらご飯をたべて1回目は終了しました。
2回目の料理教室は1人。それでも開催してくれた教室に感謝!
ヤンゴン滞在の最終日前日にも「オンノカウスエ」コースを予約。
行ってみるとこの日はあいにく私だけの予約だったそう。
それでも料理教師のケビンさんは、手抜きせず丁寧に料理を教えてくれてくれました。
一人だったので切ったり炒めたりするのも自分でやることが多く写真はほとんど撮れていないですが、美味しく仕上がって満足です。
オンノカウスエにはお好みで色々トッピングできます。
ミャンマーでも女性に人気というこのシャウティ(ポメロ)トウッ。
ポメロはなかなか手に入りづらいので日本ではグレープフルーツやはっさくで代用できると思います。これも日本流のレシピに加えよう。
日本でもよく見かけるようになった「四角豆」。ゴマとナッツが香ばしい味。
1人前なのに、3人前も作って出していただいたことに感謝。
ご馳走さまでした。
アットホームで素敵なスタッフ。ヤンゴンでのミャンマー料理教室はオススメです!
最後に、シェフと運営スタッフの方と記念撮影。
3時間かかるコースですが、1コースあたり40000チャット(だいたい日本円で2800円)というリーズナブルさがとても魅力。
そして何よりスタッフの方がアットホームで料理が美味しい!
もし、ヤンゴン滞在した時にミャンマー料理を習いたいと思ったら、ぜひいかがでしょうか。
注意事項としては、ミャンマー料理コースは毎日開催していないことと、オフシーズンの4月〜10月?までは観光客がいないので料理教室が開いていない可能性があります。まずは、下のThree Good Spoonのサイトをチェックしてスケジュールを確認してから予約してみてください。