今回の主題はどちらかいったら、メニューのチョイスを失敗してしまったというお話。
ミャンマー旅行最終日近く、ホテルの朝ごはんをパスして向かった先は、モヒンガーでもなく、ペーパラタでもなく「Burma Bistro」。
今や言わずとしれたヤンゴンのおしゃれレストランらしい。
今回の旅行日程では、どうしても朝しか時間がなく、しかも7時からOPENしているとあらば、いくしかないよね!
ダウンダウンは、東京に例えると「丸の内」とかその辺らしい。ただ路上で屋台はたくさん並んでいるそんな情緒ある場所。

Googleマップを頼りに向かったピンの場所は「かなりの雑居ビル」。
昔、東京でも流行った看板のない隠れ家店的な感じでワクワクしながら店内へ。
ここはミャンマーか!?と目を疑うほど優雅な空間。
朝7時半。お客様は流石にあまりおらず広い空間に私1人。

!
ヤンゴンの気だるい暑さも吹き飛ぶ、最高落ち着くではないですか!
しばらくすると、タキシードを着たギャルソンがメニューを持ってきてくれました。
Burma Bistroは、各地域のミャンマー料理をフレンチベースにアレンジしたフュージョン系のお店と噂に聞いていたがメニューを見る限りたしかにそう。

日本価格ではそこまでですが、ヤンゴン価格で考えるとやはり強気な料金設定。
品数も多く、シャン・カチン・カイン・モンのメニューもある。
そして、モーニング専用メニュー(モヒンガーセットなど)もあり、何を食べれば迷ってしまう。

そこで見つけたこの文字!「Pone yay Gyi」。ポンイェイジーとはミャンマー特有の発酵黒豆ペーストで、日本の味噌とは全く異なる酸味ある黒いペースト。このペーストを使った豚肉のカレーや、玉ねぎ和えは食べたことがあるのですが、アヒルの卵のカレーは食べたことがないので、これをチョイス!(4000チャット)。
どうやら、ライスは別添えなのでライスも注文(2000チャット)。
せっかくの雰囲気なので、お茶でも飲もうとシャン産のティーセットも注文。(3500チャット)。
一人優雅な気分に浸っているとやってきました、お料理が。
1人であることを告げると、女性が席を用意してくれました。
Burma Bistroの「ベッウーポンイエィジー」は拍子抜けする見た目だった!
!!!!

この姿を見たときに頭によぎりました。
そう、ここはフュージョン料理店。
整然と並べられた半割りのアヒルの卵に真っ黒いソース。上にちょっこり青唐辛子。ザッツオール。
ご飯は、清いほど真っ白いご飯。
どちらも付け合わせなし!これまた清いほど。

肝心のお味はというと、卵とポンイェイジーの味。ザッツオール。
2つの卵だけではこのご飯全て食べられるわけでもなく、残すことに。
シャン産のもち米フレーバーの紅茶は癒される!でもつけ合わせのお菓子は・・
早々にカレーとご飯を食べ終えて、紅茶をオーダー。

やってきたビジュアルはテンション上がる♪
お茶もほんのりもち米の風味を感じる、ミャンマーならではの紅茶でとても美味しかった。
しかし、付け合わせのお菓子、干した何か(忘れた)に砂糖がまぶしてあるもので、酸味なども何もなくただただ甘い。ここだけはトラディショナルを貫いているようで、これもある意味拍子抜け。

後から来た、富裕と思われるグループが頼んでいるのはお茶とスィーツ。
ああ、あのスィーツを頼めば良かったなと後悔しながら紅茶を飲みましたとさ。
とにかくおしゃれな気分に浸れる「Burma Bistro」。きっと他の料理は美味しいはず!
今回、食に異常にこだわりをもつ私がメニュー選びに失敗してしまったという話ですが、ネットの情報を見る限り、料理も美味しく満足度が高いお店のよう。(ちなみにサービス料10%?かかります)
メニュー選びは自己責任。
お店の雰囲気は最高だったので、次回ヤンゴン行く際はリベンジして美味しい料理を選びたいと思います!