◆「おばんざい中華」とナチュラルワインを提供するビストロ中華「五廻(ごかい)」
2024年6月6日、小田急線向ヶ丘遊園駅徒歩1分にOPENした中華料理店「五廻(ごかい)」。
こちらのお店のご店主である高橋さんは、以前より静岡県島田市笹間でミャンマーの発酵茶葉「ラペソー」を一緒に作ってみようと研究している「発酵中華チーム」のメンバー。
有名中華料理店を長く経験し、晴れて独立されたということでお祝いも兼ねて伺って参りました。
小田急線「向ヶ丘遊園」駅。 西口を降りて徒歩1分に位置する新しいスタイリッシュな商業ビル。このビルの左側の棟に「五廻(ごかい)」さんがあります。
左側の棟の5階にいくエレベーターは非常にわかりずらく、奥にありますのでご注意ください(私は右側の5階に行ってしまい、すぐそこに店がみえるのに行くルートがなくまた1階から登りなおしました。)
そして、外階段があるのですが、外階段からはお店には行けないそうなのでご注意を。
ついた先は大きなオープンキッチンが見えるスタイリッシュな店内。
店主の高橋さんが厨房から緊張した面持ちで用意しながら迎えてくれました。
長いカウンター越しに店主の作る様子が見れるのも嬉しいところですね。
奥には8人座るテーブルも。会食などにもおすすめです。
写真を撮り忘れましたが、次回伺った時にでも撮影してみます。
◽️五廻 ごかい「おばんざい中華」の真髄
この日は関係者で夜貸切!料理も通常のコース5500円(税込)ではなく、おまかせのスペシャルをオーダーしました。
「ごかい」さんは、ナチュラルワインの品揃えも豊富で、今回スパークリングから始まり、白・赤と色々飲ませていただきました(写真に収めていないのが残念)
さて、早速食べて写真に収めた料理をご紹介します。
まずはお通し的に野菜のピクルスをいただいてから次に登場したのがこちら
まずは前菜盛り合わせ。
雲南のダイ族が作る鬼鶏、刺身と自家製発酵醬だれ、自家製5種の発酵大豆をあげたもの、クリームチーズ紹興酒づけ、スパイススイートポテトサラダ、千葉・成田の希少な古代蓮根を使ったあえもの。
盛り合わせから、自家製調味料とこだわり食材をふんだんに使った料理が出てきました。
合わせたのはスパークリングワイン。発酵と発酵は合うと言いますが、確かにナチュラルワインとの相性はすごくよかったです。
続いても冷菜。丁寧に作られた繊細なお味、これまたワインが進みます。
漆黒のタレが光るエロティックな逸品、なかには楊貴妃が好きだったと言われるあの果物が潜んでいます。酢豚だけれども軽くて女性が好きなお味ではないでしょうか。少し甘みがあるお酒が合いそうな気がします。
巻くところから見学させていただきました。エビが5本も入ったシンプルでかつ、エビの旨みと甘みがで爆発する春巻き。
こちらも発酵料理!自家製の紅酸湯をつかった、金目鯛の料理。
酸味があり、そして貴州料理お馴染みの辛さ。
ここまでずっと発酵食材や調味料を使った料理が提供されています。
続いては
お次も発酵&自家製料理が登場しました!発酵させた白菜の酸菜と自家製塩豚の旨みがしっかり春雨に含まれてたまらない美味しさ。
以前もいただだいたことがある高橋さんの炒飯。
長年の技術で作られる炒飯に、さらに自家製醪をその場で絞った生醤油を炒飯のアクセントで使っていました。
フレッシュな醤油の香りがやはりたまらない美味しさ!
もうお腹いっぱい・・と思いきや、まだまだ参加メンバーと話は盛り上がる一方で
ワインをたらふく飲みました。
そして最後に杏仁豆腐のデザートが。
お腹いっぱいでしたが、繊細な杏仁豆腐を最後にいただけてやっぱり食べてよかったと思った次第。
ということで、今回のコースはこれで終わり。
お酒はビールなども取り扱っているようです。ランチ営業もしていてランチではこだわりの麻婆豆腐が登場するそうなので、ランチにもまた近々再訪したいと思います。
新宿から向ヶ丘遊園まで20分程度で来れるようなのでみなさまもぜひ行ってみてください。
高橋さん、オープンおめでとうございます!!
◆「おばんざい中華」とナチュラルワインを提供する「五廻(ごかい)」さんの開店前POP UPに参加!美味しいの連発
実は高橋さんが独立してオープンする前に、何回かPOPUPイベントをしている情報を見つけて行きました。
2024年2月某日。
この日もすごく美味しくて、思い出としてアップしておきます。
季節は真冬で、この3時間以上蒸したという野菜スープの滋味深さに心底癒されました。
このおばんざいプレートの組み合わせ、本当に美味しかった!
こだわりある野菜や食材、発酵調味料を巧みに使っていました。
高橋さんは野菜の使い方がとても上手なのだと思う。
この日もとても美味しい体験ができました。
中華といっても全く胃もたれせずに、野菜と発酵食材とふんだんに使った珍しい料理を作るのが高橋さんのスタイルのようです。
ぜひ参考にして行ってみてくださいね。