ミャンマーの半割ひよこ豆(chana dal)カラペー kala pe
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■ミャンマーの豆と言えばお馴染みのチャナダール

英名:Chickpeas Brown Split / Chana Dal / Bengal Gram Split ミャンマー語:ကုလားပဲ(ミャンマー語発音:カラペー)

 

インド料理でもよく使われる「チャナダール」この半割になったものをよく使うのがミャンマーです。

 

この半割の大元は何かというと「ブラックチャナ」で、黒い皮に覆われた小さなひよこ豆。これを半割にしたものが使い勝手が良いのでよく使われます。

 

「カラペー」と呼ばれる名前の由来は「Kala (特にインド由来の外来の)」+「pe (豆)」という意味があるようです。

 

ミャンマーの半割ひよこ豆(chana dal)カラペー kala pe
ミャンマーの半割ひよこ豆(chana dal)カラペー kala pe

ミャンマーではどのような料理に使われるかというと、この豆をかき揚げ状にして屋台で売られたりします。

 

ヤンゴン一美味しいと評判のShwe Familyのアジョー(揚げ物)たち
奥の方に写っているのがページョー

 

この揚げ物は、特に麺料理のトッピングとして登場することが多く、
モヒンガーと呼ばれるミャンマーの国民に愛される麺料理「モヒンガー」の上にトッピングされたりします。

日本のかき揚げに近いものがありますが、ミャンマーは「サクサク」食感よりも「ガリガリ」食感が好きなようで、歯応えがあります。その分、麺に浸されても食感が長く楽しめるのが好きな良いところです。

 

駒込のミャンマー料理店「Queen」のページョーが最高なのです
ティーダさんのページョーが最高なのです

 

 

駒込のミャンマー料理店「Queen」のモヒンガー
駒込のミャンマー料理店「Queen」のモヒンガー

 

駒込駅にできたミャンマーラカイン料理店「ターリーズワ」のラカインモンティ
ラカインモンティの上のトッピングとして

 

さらに、インド由来の豆スープでもよく使われます。

例えば

ミャンマーカレー:豆とじゃがいものカレー(スープに近い)
ミャンマーカレー:豆とじゃがいものカレー(スープに近い)

 

ミャンマーカレー:ムスリムの野菜と豆カレー「ティーゾンカラペーヒン」
ミャンマーカレー:ムスリムの野菜と豆カレー「ティーゾンカラペーヒン」

 

例えばこんな感じ。このカラペーを、粉にしてから作るのがシャン豆腐です。

 

駒込のラーメン店ペコのミャンマー料理「トーフットウッ」
ペコのミャンマー料理「トーフットウッ」

 

揚げたトーフとトーフを混ぜたトーフットウ
揚げたトーフとトーフを混ぜたトーフットウ

 

インレー湖のTOFU HOUSEでのトーフ作り
インレー湖のTOFU HOUSEでのトーフ作り

 

その他にも和え物のつなぎにもローストひよこ豆の粉が使われています。

そう考えると、ミャンマーで一番使われている豆かもしれないな。と個人的に思ったりします。(本当かどうかはわかりません)

 

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