タマールチン(ニームの漬物)
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◆ミャンマーでは日常的に茹でて食べる葉っぱは、薬効あるハーブだった

 

ずーっと前に高田馬場のミャンマー食材店の冷蔵庫で見つけたこの漬物。(ミャンマー語:တမာချဉ်)
「タマールチン」と言います。

タマールチン(ニームの漬物)
タマールチン(ニームの漬物)

一旦食材が品薄になっていたので、お目にかかれる日を心待ちにしていたのですが、
ようやく11Fのお店「Shwe phi Thit」さんで見つけて即購入!

なぜなら、この「Maragosa Pickled」とは「インドセンダン」だったのです!

インドセンダン(印度栴檀、学名:Azadirachta indica)とはセンダン科の植物。インド原産の高木となる常緑樹で、熱帯地方全域に広く植樹されている。英名の「ニーム」で知られる。また、近年はその薬効の多さから「ミラクルニーム」という名称で流通している事もある。メリアアザジラクタの表記も用いられる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%B3

 

◆タマール(英名:ニーム)はとにかく苦い!

どう考えても身体にいいでしょ!
11Fの「Shwe phi Thit」に来ていたミャンマー人のお客さんによると、苦いけどみんな薬と思って食べているんだそう。
これは漬物にしているけど、ミャンマーではタマールを茹でてンガピイェーと呼ばれるディップのようなソースにつけて普段食べているとのこと。

タマールチン(ニームの漬物)
Margosa Pickleと書かれています。

新鮮なニームが手に入らないのは残念だけど、薬として食べられているというこちらの葉っぱ、
どんな味が食べてみたい!

ということで試食していいました。

 

茎はかなり硬めなので葉っぱっだけ食べるようです。

食べて一言。

「に・・苦い・・」

とにかく苦いです!これは、美味しいというよりはやっぱり「薬だから・・」と思って食べないとなかなか厳しいかも。

タマールチン(ニームの漬物)
こんな感じで茎がしっかりした状態で漬けられています

 

ちなみに、こちらのタマールチン(ニームの漬物)の作り方については収集してあるのですが
生のニームは日本ではなかなか手に入らないので、日本にある他の野菜でチャレンジしてみようかと思ってます。

 

そして、ご参考までに下記はビルマ語で紹介されているニームの薬効についての紹介です。

တမာ ဆေးဖက်ဝင်သော်လည်း အရေးကြီးတဲ့ သတိထားစရာတချို့

この苦い葉っぱ、そのまま食べるには私にはハードルが高いので
アレンジ効かせて料理研究を進めてみたいと思います!

ミャンマーの料理は、ほんと奥深いです!

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