日本ではおせち料理の赤く染まったネジ形の食材として知られるチョロギ。シャン州カローの市場を歩いていたとき、その見慣れた形の塊茎が並んでいるのを見つけて思わず目が止まりました。ミャンマー語ではペポティ(Pepotee)と呼ばれています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日本語名 | チョロギ |
| ビルマ語名 | ペポティ |
| 英語名 | Chinese Artichoke / Crosne |
| 学名 | Stachys sieboldii Miq. |
| 発音のポイント | 「ペ・ポ・ティ」と3音節 |
| 科・分類 | シソ科イヌゴマ属 |
産地・特徴
原産は中国(内モンゴル・新疆・陝西・山西など)で、シャン州はその食文化圏と地続きです。シャン民族は中国南部からインドシナ半島にかけて居住する民族で、中国やタイと共通する食文化を持ちます。チョロギの利用もそのつながりから伝わったものと考えられています。
塊茎はいもむしのようにねじれた形が特徴で、長さ1〜3cm。シャキシャキとした歯ごたえと甘みのある風味が楽しめます。
ミャンマーでの食べ方
漬け物や炒め物にして食べます。
日本での入手方法
日本ではおせち料理の縁起物として知られており、年末になるとスーパーや乾物店で手に入ります。「長老木」と書き、長寿の願いを込めて正月料理に使われてきた植物です。生の塊茎は産直市で見つかることがあります。
まとめ
カローの市場でペポティに出会ったとき、日本のおせちとシャン州がこんな形でつながっていると思うと、食文化の広がりに改めて驚かされました。日本では縁起物として知られる植物が、遠くシャン州でも静かに食べ続けられています。ラペ子にとって、市場で思わぬ発見をした忘れられない一品です。


