■ミャンマーの青マンゴーピクルス
ミャンマー語:ပေါ်ဆန်းမွှေး(タイエッディタネッ)
青マンゴーは東南アジア・インドにかけて多く親しまれている食材。
ミャンマーでもご多分に漏れずみんなマンゴーが好き。
何しろ、ミャンマーの有名なことわざに「肉では豚、果物ではマンゴー、葉では茶葉」というものがあるが、それくらいミャンマーの方はマンゴーのピクルスが好きということ。
ちなみに。青マンゴーを発酵させて酸っぱくした発酵食品と、今回ご紹介するマンゴーのオイルピクルスは別物。
ミャンマーでは砂糖とスパイスを使ってオイル漬けしたマンゴーピクルスをそのままご飯やおかずと一緒に食べられているが、こういった調味料としてのパッケージの場合、ほとんどが豚のカレーに使われる。
マサラのようなスパイスを使って漬けたマンゴーピクルス。
インドの影響を受けたつい最近の食文化料理とおもいきや、こちらは古くからビルマ料理として文献にも出ている料理。
この豚のカレーの材料はとにかくとてもシンプル。そして少し甘酸っぱくておいしい。
高田馬場のミャンマー料理店の黒板や本日のカレー的な料理で「豚とマンゴーピクルスのカレー」があることがある。
家でも作ってみた。
自分用なので、汁を多めで油すくなく。少し甘くてシンプルながら美味しい。
ぜひ、見つけた食べみて欲しい。オイリーなカレーながらも辛くなくて味わい深い味にきっと喜ぶと思う。