■ミャンマーの高級香り米と知られているお米。
英名:Paw San Hmwe ミャンマー語:ပေါ်ဆန်းမွှေး(ミャンマー語発音:ポーサンモェ)
ミャンマーにはとても美味しいお米があるという。
それは、「ポーサン」という種類のタイのジャスミン米よりも香り高く、ミャンマーでは高級米として食べられている。私もビルマ語を料理から覚えるという感じだが「Hmwe(モエ)」は、香り高いという意味だそう。
この米の品種の中程度の長さの穀物は、調理中に最大3倍の長さに伸びることができます。Paw hsan hmweは、ジャスミン米よりも高い中間アミロース含有量を持ち、ビルマの消費者の好みに沿った硬度品質に貢献しています。ミャンマーのポーサン米は、世界で最も認められた高品質の米の1つであり、2011年の米トレーダーの世界米会議で世界最高の米を受賞しました。ポーサン米は、世界の評判の良い芳香米品種、すなわちインドとパキスタンのバスマティとタイのジャスミンと同様の香り、穀物品質、食品質を持っています。
実際、ヤンゴンで購入してきたポーサン米は、このように丸くて日本のお米の粒より大きい感じ。
色も黄色味がかかっており不思議な感じ。
ミャンマーでも湯取法でお米を炊くのが昔からの文化ということもあり、湯取法でたいてみました。
本当に、お米が3倍に伸びた!色も白くなっている。
炊いたご飯のお味ですが、タイ米に近く、インディカ米のお味ですが、パラっとしているのでチャーハンやラペッタミンなど何かと和えたり炒めたりするご飯としても最適だなと思いました。
茹で上がった香りはジャスミン米に近いのことでしたが、実際はそこまで香りは強くないと思いましたが、高級米でもあるので特にお米にこだわる食堂やレストランではポーサンを使うお店が多いそうです。
ヤンゴンのタミントウッが名店の屋台でも、お米はポーサンを使っているとのことでした。ふわっとしてました。
炊く前と炊いた後の大きさの比較はこちら
たしかに、3倍になってますね!
日本のお米とも比べてみました。
日本のお米と比べると、芯が白くて若干大きめですね。
真ん中のシャン米に関しては、また別記事でご紹介。
ヤンゴンのスーパーなどでは、このようなパッケージでポーサン米が売られています。
市場では他の米の品種と一緒に量り売りされているので「ポーサン」といえば多分わかってくれると思いますよ。
ちなみに、ポーサン米の中でもpaw hsan gyi(ပေါ်ဆန်းြီး)、Shwebo paw hsanは、香りが2年くらい続くみたいです。(このパッケージのはどうだったのかn