シャン州北部・カチン・アッサム地方などで獲れる木になるトマト
「タマリロ」ってご存知ですか?
このびわのような実がまさにそれ。
トマトは野菜なので、木にはならないのですが、こちらは木になるトマト。厳密にいうと果実です。
普通のトマトよりも皮が厚く中の身は柔らかい。
この珍しい果実を手にできたのは、武蔵小杉にある「アジアン居酒屋ラシオ」の小木さんからいただいたから。
なんと、小木さんはお店で使う唐辛子やバジル・ミントなどマジックをかけたと思えるほど綺麗に育てる天才!
タマリロも毎年の様に大きく身ができるので、お店で販売したり、お料理に出したりするのだそう。
ミャンマーでも頻繁に食されているのかと思いきや、シャン州北部のLASIO出身の小木さんでもあまり目にすることがないと言ってみましたが、私が研究を進めると、シャン州と隣接した北部のカチン州や、さらに隣接したインドアッサム地方では食べられている果実だということがわかりました!
そして、このタマリロ、どんな風に食べるのがおすすめかというと、
皮をコンロで真っ黒にしてから皮を剥き、クロックヒン(石臼)でニンニク、唐辛子、を叩いてから、塩、パクチー、乾燥納豆「ペーボウッ」とこのタマリロを一緒に叩き、ディップにする食べ方。(カヤンジンディチン)
早速、タマリロと、乾燥納豆(ペーボウッ )、家にある野菜たちを使って野菜ディップを作ってみました。
皮を焼くことで、スモーキーな香りがたまらない!!乾燥納豆も炭で焼いて香ばしさアップ!
マヨネーズディップも素敵ですが、オールヴィーガン対応のタマリロディップは最高に美味しい!
収穫時期は秋頃。また秋になったらアジアン居酒屋ラシオにタマリロを買いに行かねば!