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ワークショップやイベントを不定期で実施!過去の活動も掲載しています。
Vol.19 シャン州の郷土料理 根ニラを使ったランチプレート
みなさんがご存じのニラの根っこではなく、自生しているのは限られた地域で、ミャンマーでもシャン州やカチン州、はたまたインドのアッサム州などでは健康に良い野菜として、そして美味しいということで頻繁に食べられている野菜です。
そんな中、長野の諏訪市で栽培している根にら農家さん「上原農園」さんの根にらが4月末までで収穫が終わるため、その前にみなさまに食べていただきたく今回の間借りを企画いたしました。
・シャン風 赤たけのことカリンの鶏スープ
シャン州産の乾燥赤たけのこを戻したもの、シャン州でよく食べられる乾燥かりんを入れた鶏スープです。
親鳥(ひねどり)を丸ごと4時間以上煮込んでスープにした後、若鶏と根菜でさらに煮込みました。
・シャンタミンネ 根ニラ添え(シャン捏ねご飯)
シャン州の名物こめ料理です。じゃがいもとトマト、ガーリックオイルをご飯に混ぜてこねる料理ですが、なんとなくイタリアのリゾットを彷彿する食材ですよね。
いや、でもこれは昔から食べられているシャン族のお料理なのです!
言わずもがな美味しいのですが、このご飯は熱々で食べるのではなく常温になったものを食べても美味しいというのがポイント。
今回は根にらを添えてお出ししました
・豚と根にらのバナナの葉包み蒸し ワッタージュミトゥ
ワッターとは豚の意味で、このトゥは包むの意味。
豚ももと3枚豚を根にら、小ねぎ、パクチー、トマトと各種香辛料を混ぜて寝かしたタネをバナナの葉に包んだ料理。
蒸し立てのバナナの葉から出る良い香りもお楽しみください。
・根ニラで”なんちゃって”せんべい納豆
ミャンマーのペーボウッを、日本でラペ子式に模倣した納豆せんべい。
お料理教室でも紹介している料理ですが、自分が気に入りすぎて作るとすぐに無くなるほど美味しい!
たくさん作りたかったので、千葉県香取産の大豆で自家製納豆で作りました。
中には根にらも入ってます。
・インダー族の根ニラ納豆サラダ
インダー族とは、シャン州にある大きなインレー湖の上で住むとても手先が器用と言わレているシャン族の一部の民族で根にらと納豆を合わせて食べるのだそう。
作ってみると、日本料理かなと思えるくらい身近な料理に感じるのが不思議です。
・紫キャベツの和え物
実はこのシンプルな副菜は、パンデーカウスエと呼ばれる麺料理などの付け合わせとして出てくるのが主なのですが、私が気に入ってしまい今回の間借りでも登場です。
塩・酢・生唐辛子だけのシンプルなサラダですが、 バランスが良い副菜だなーと思っています。
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