レギュラーメニューにはカチン料理はないみたい。特にミャンマー料理全般のメニューが多いみたいなのですが、特筆すベきは「バナナの葉っぱのチケンライス」。
これ、ゼッタイに美味しいやつでしょう!
◆カチン料理と羊の脳みそのカレーを食す!
程なくして提供されたのがこちらの料理。
カチンの牛ミンチ炒め「アメータ カチン チェ」のセット(1000円)
アジアレストランのアメータカチンチェ(1000円)
カチン州は、ミャンマーの最北の州で山岳地帯です。そのため行き来がしずらいこともあり、食品を保存する食文化が多いのだそう。
そして、バングラディッシュと中国の雲南省に近く、隣国の食文化の影響を受けた料理が多いそうです。
いただいたアメータカチンチェも、ヤンゴンに比べてスパイスが多用されているのはバングラディッシュの影響でしょうか。唐辛子のパンチも効いて美味しい!
館林アジアレストランのカチンカレー
なかなか来れないお店なので食べ過ぎ覚悟でカチンの魚カレーもオーダ。
そして、インスタでよく見かけて食べてみたかった「羊の脳みそのカレー(セィオウナゥ)」もあるというのでオーダーしてみました。
アジアレストランのカチン魚カレー
豆アジにも似たような魚のカレー(単品500円)。骨まで柔らかい小魚に、酸っぱい味がたまらない!酸味はトマト以外にカチン州でよく使われているChin Saw Fruitsを入れているようです。
アジアレストランの羊の脳みそのヒン
これが、インスタでよく見かけて食べてみたかった羊の脳みそのカレー(単品500円)。これも大ヒット!全く臭みがなくて、ムニムニした食感と、カチン魚カレーとは違うスパイスが使われていてめちゃくちゃ美味しい!
そして、他のミャンマー料理店とは違って油が少なめなのも私好み。
アメータカチンチェとカレー2種を食べるにはご飯1杯では足りずにご飯をおかわりしてしまいました。
さらに、感動的に美味しかったのがこちらの付け合わせスープ。
アジアレストランの付け合わせスープ
エビがゴロンと入っている他、この緑の野菜がめちゃくちゃ美味しく、でも日本ではあまり食べない食感。
これはなんという野菜かと聞いてみたら、女性シェフもわからないという。
でも、後で調べてわかったのですが「チャイニーズオクラ(日本語でトカドヘチマ)」でした。
タイオクラとも言われています。
日本でもレシピがあるようなのですが私が行く八百屋ではなかなか見かけない。
見かけたら絶対に買おうと思ったほど美味しい野菜だと思いました。
アジアレストランで見せてくれたチャイニーズオクラ