◆ありそうでなかった唯一無二のミャンマーヌードル専門店

ミャンマーは麺大国!
そう断言できるほど、長いこと麺を食べる食習慣があります。
しかも、麺の種類も豊富だし、サラダにしたりもしてしまうほど縦横無尽に麺を楽しむミャンマー人。
特に朝食では足が早い(悪くなってしまう)モヒンガーやオンノカウスエなどの麺料理をほとんどのご家庭や屋台で食べられているのだとか。

そんな麺大国のミャンマーで、上にあげたような国民食とも言えるモヒンガーや、シャンカウスエ、オンノカウスエなどの有名どころの麺「以外」を専門にしているのが「ババミャンマーヌードル」。

ババミャンマーヌードル (外観)
ババミャンマーヌードル (外観)

このババミャンマーヌードル は、かなり麺通の人たちから愛されている老舗。
外観の看板にも名物「蒸し鶏あぶらそば」が大きく出ています。

ミャンマー的言うと、「シーチェ(油)カウスエ(麺)」がお得意のお店のようで、
確かにその他のミャンマー料理店はシーチェカウスエを目玉にしているお店はないかも?!

ババミャンマーヌードル の壁メニュー
ババミャンマーヌードル の壁メニュー

お店に入ると長いカウンターのほか、テーブル席が1か2席程度。自販機でオーダーしたい麺を選ぶシステム。
壁には一面にミャンマーの麺が勢ぞろい。これだけあると目移りしてしまいます。

◆まずは店人気1・2を争う「ミックスチェーオー」をオーダー

チェーオーとは、ミャンマーで米粉麺(ビーフン)のスープ麺のことを指すのですが、鶏ガラベースのスープに具材には野菜や肉団子が入っているシンプルでヘルシーとも言える一品。

お店名物の「あぶらそば」と悩みに悩んで、寒い日に食べたいスープ麺をオーダー。

中に働いている方はミャンマーご出身の女性お二人。ニコニコで接客いただきとても気持ちよく到着まで待つことができました。

夕方入ったせいか、入れ替わりが激しく高田馬場の人気店なのが伺えます。
まちにまって、到着したのがこちら!

ババミャンマーヌードル のミックスチェーオー850円)
ババミャンマーヌードル のミックスチェーオー(850円)

ミックスチェーオーは、鶏肉とホルモンが混じったものを「ミックス」と呼ぶらしく、さらに米粉麺を「平太麺」か「極細麺」か「麺ミックス」かも選べるのがうれしいところ。
私は食感を楽しむために麺ミックスでオーダー。

これが正解で、写真の通りの鶏ガラスープと具材、米粉麺が絶妙なバランス。

ババミャンマーヌードル (ミックスチェーオー)の麺リフト
ババミャンマーヌードル (ミックスチェーオー)の麺リフト

食べて見ると、鶏ベースの出汁が旨味をだしつつも、とても優しい味。麺も極太と極細が入るだけでこんなに食感が楽しめるとは!

とはいえ、刺激好きな私は、テーブルに常設されている味変調味料をチェックしつつヌードルにオン。

ババミャンマーヌードル の味変調味料
ババミャンマーヌードル の味変調味料

やっぱり、辛味を入れてもめちゃくちゃ美味しい!!

そんなこんなでさっぱり美味しくいただいたミックスチェーオーですが、別日に名物のあぶらそばを食べてみたくなり、また訪問。

しかし!あの壁のメニューの多さが判断力を鈍らせてしまい、悩みに悩んでオーダーしたのがあんかけそば。この日は、カロリー制限していて、できるだけヘルシーに済ませたかったというのが要因。

ババミャンマーヌードル の鳥あんかけ麺(700円)
ババミャンマーヌードル のあんかけそば(700円)

鶏もトッピングできたのですが、一番ベーシックはこちらをチョイス。
麺は、チェーオーとは異なり中華麺になります。

あんかけ麺好きな私は、あんかけ麺自体がミャンマーに存在することだけでも興奮したのでした。

◆ここがオススメポイント⭐︎

ババミャンマーヌードル は、中の女性ご店主さんがとても優しくて気さくな方。
タイミングが良いとデザートまで振舞ってくれます。

日本でもブームになりつつある「油そば」のルーツはミャンマーにあり?!と唱える人もちらほら。
確かに昔から「油」フレーバーをいろいろ使い分けてきたミャンマーの食文化に通じる油そばなのかもしれません。

次に行った時には絶対に名物の「あぶらそば」を食べるぞ!

(価格は2019年8月時時点の内容となります)


◆リンク


◆営業時間・住所・電話番号など

  • 住所:東京都豊島区高田3-10-24
  • 営業時間:11:30~23:00(L.O)
  • 定休日:なし
  • 電話番号:03-3205-6033

◆地図


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