◆「ゴールデンバガン 」シャン料理が食べられる貴重な店

東京のミャンマー料理店は入れ替わりが激しい中、長く営んでいるのがこちら。
ご夫婦がシャン州出身のため、シャン州の郷土料理が食べられます。
シャン州はミャンマーの民族では3割を占める人口だそうですが、国民的ヌードル「モヒンガー」を凌ぐ人気のヌードル「シャンカウスエ」がミャンマー全土で食べられているのも食べやすい味だからでしょうか。

お店の名前の由来は、世界遺産となった都市「バガン」から来ているそう。

ゴールデンバガン (外観)
お伺いしたのは夜ですが、こちらは昼の外観です

お店のドアを開けた瞬間、発酵の香りが漂うお店!
シャン州は発酵文化が根付いているため、日本でも食べる高菜漬けや納豆などもあるんだとか。
これは期待できます!

◆ゴールデンバガン で食べたミャンマー料理メニューはこちら

ゴールデンバガン のラペットゥ(800円)
ゴールデンバガン のラペットゥ(850円)

ラペットゥ(発酵お茶の葉サラダ)は、ミャンマー から取り寄せて店の味付けをしているとおっしゃってました。
盛り付けもおしゃれで、発酵茶葉とピーナッツや野菜の旨味が絡み合う美味しさ!

ゴールデンバガン のジントゥ(850円)
ゴールデンバガン のジントゥ(850円)

生姜のサラダ「ジントゥ」。生姜がたっぷりで女性ならきっと大好きな一品。
発酵生姜と、フライドオニオンやピーナッツが複雑に絡み合ってやみつきに。
このメニューがないミャンマー 料理屋さんも多いので、ぜひ食べてもらいたいです。

そしてシャン名物の「豚肉と高菜のスープ」は旨味たっぷりで高菜の発酵した酸味と豚肉バラが絶妙な味。これは私の中でもリピート決定のお料理です。

シャン州名物豚肉と発酵筍の煮込(ウェッターミッチン)1200円
シャン州名物豚肉と発酵筍の煮込(ウェッターミッチン)1200円
豚肉と発酵たけのこ煮込みは旨味たっぷりでいくらでも食べれる美味しさ。味変に唐辛子を入れても。
豚肉と発酵たけのこ煮込みは旨味たっぷりでいくらでも食べれる美味しさ。味変に唐辛子を入れても。

そして、モヒンガーも食べました!モヒンガーはミャンマーではナマズをダシで作られていますが、日本ではナマズは手に入りづらく、状態がよくないため、日本の魚で作っているとおっしゃっていました。
滋味深い味。

ゴールデンバガン のモヒンガー(1000円)
ゴールデンバガン のモヒンガー(1000円)

ゴールデンバガンといえば、こちらも名物「ひよこ豆チャーハン(ペータミンジョー)」。
日替わりランチでもいただける一品。ミャンマーでは、俗に言う「ひよこ豆」ではなく「黄えんどう豆」を使ってます。黄えんどう豆を発芽させてほっくり煮るのはとんでもない時間と手間がかかるようで、そんな豆を大量に使ったチャーハンは美味しいに決まってる!

ゴールデンバガン のランチで食べた(ひよこ豆チャーハン)ペータミンジョー
ゴールデンバガン のランチで食べた(ひよこ豆チャーハン)ペータミンジョー
ランチでひよこ豆チャーハンがあるのは今の所水曜日(2019年1月現在)
ランチでひよこ豆チャーハンがあるのは今の所水曜日(2019年1月現在)

シンプルな具材ですが本当に美味しくて、このチャーハンを食べるために通われている人も多いのだそう。

さらに、私はランチでシャン名物シャンカウスエ(汁あり)をオーダー。トマトと鳥ダシベースのすごく優しい味。米粉の平めんでするする食べれました。

ゴールデンバガン のシャンカウスエランチ(850円)
ゴールデンバガン のシャンカウスエランチ(850円)

◆ゴールデンバガンのオススメポイント

ミャンマー の旅行代理業もしていたり、日本とミャンマー の交流を図るための月1回のランチセミナーも開催しているよう。私も参加したことがありますが、セミナー後のランチでシャン料理がたくさん振舞われるので食いしん坊さんにもおすすめです(笑)

マスターも奥さまもとても気さくで素敵な方なので是非足を運んでみてください!


◆リンク


◆営業時間・住所・電話番号など

  • 住所:〒162-0067 東京都新宿区富久町8−20 カーサ富久町 1F
  • 電話番号:03-6380-5752
  • 営業時間:昼 11:30~14:30(L.O.14:00) 夜 17:00~22:00(L.O.21:30)
  • 定休日:日曜、祝日(祝日はディナーのみ営業)

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