2023年に海鮮居酒屋とラカイン料理店のハイブリット展開から、ラカイン専門店「SEA GARDEN」に変更されたようです!
過去はそれよりも前の記事となります。ご参考までに・・
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なんと、私が大好きな「ラカイン州」のメニューがたくさんある居酒屋があるという。
本当にラカイン料理はミャンマーの中でも一番激辛と言われる郷土料理。
私は特に「ラカインモンティ」と呼ばれる、海の魚介出汁がたっぷり使われた激辛麺料理が大好き。
ラカイン料理専門的に振る舞われる日本の海鮮居酒屋目指し、
激辛好きだろうと想定していた方をお連れして行って参りました!
場所は山手線「鶯谷」駅。場所は駅から徒歩1分。非常に近くて便利です。
最近はリトルヤンゴンの聖地「高田馬場」以外にも
池袋、大塚、駒込、あたりにもミャンマー料理店徒歩1分に位置するお店が続々OPENしていますが、
鶯谷駅にもミャンマー料理が食べられるお店があったとは!
お店は、階段を登った2階と3階。
あたりを見回すと普通の居酒屋ではありますが、やはりお客さんもミャンマー人が多い様子。
階段が急なのでお気をつけてください。
分厚い和食の居酒屋メニューも豊富にありましたが、頭はラカイン料理一辺倒。
そして面白いほどに魚介類を使ったラカイン料理しかありませんでした。
さてさて、何を頼もうかしらー。
◆まずは魚介の和え物(アトウッ)攻めで。
さあ、ここから激辛モードが始まります。
まずは、海鮮のアトウッ(和えもの)をオーダー。
蒸しガキを使ったアトウッ(和えもの)。ミャンマー発音をカタカナにすると「ンガマアサットウッ」。
アサッというのは、辛いという意味。
うーん!うまい!!しかしめちゃくちゃ辛い!!
ラカイン州では生の唐辛子をふんだんに使うのが特徴。チリパウダーなどは使う頻度がほとんどないので色的にはそこまで辛くなさそうですが、これがむせるほど激辛。
しかし、酸味と辛味と魚介のうまみがMIXされて、夏場にはもってこいのおつまみになります。
続いてンガページョーのアトウッ(和えもの)。
モヒンガーのトッピングなどにも入れられる人気の魚すり身揚げ。
日本のさつま揚げなどを使用せず、しっかりンガペー(ヘリコプターナマズ)を使用した
甘みがない本場のすり身揚げが使用されていました。
めちゃくちゃ大好きで美味しいけど、もちろんこちらも辛い!!!
さらに、海鮮居酒屋ならではのお料理とも言える「生海老」を使ったアトウゥをオーダー。
(バズンセインアトウッ)
これもうまい アーンド 辛い!!
そして、ミャンマー料理ってなんて和えもの料理が多いんでしょう。
和え物を堪能したあとは気になっていたラカイン州の鍋をオーダー
◆潔いほど魚介の旨味と辛さと酸味を感じるラカインの鍋(Hot Pot)!
土鍋に登場したこのお料理。
鍋といってもスープに近いですが、中には色々な魚介が入っています。
ハーブは、レモングラス、パクチー、ノコギリコリアンダーを確認。本格的です。
このスープ、私好みで、タイ料理のトムカーガイ(ココナッツなし)に近い味。
もちろん辛いのは辛いのですが、酸味やハーブの味が感じられ、おそらく好きな人が多いのではないかと思います。
それでもやっぱり辛かった〜
ここまで全て辛い料理続き。
流石に1つは辛くないものを。ということで普通のフライドポテトを挟みました(笑)
ここまで辛いと、逆にお酒も進みづらくなる(水の方を飲みたくなる)というのも不思議です。
◆ラカインの名物料理「ラカインモンティ」を実食!
こうなったらもう今日は激辛で締めくくろうということで、
今回食べたかったメイン料理でもある「ラカインモンティ」2種をオーダー。
モンティとは日本語で軽食とかそういう意味合いもありますが、このモンティはお米で作られた麺の料理という意味合いで、具材もシンプルながらラカイン料理と言ったらこれ!と言えるほどの名物料理。
こちらは、和え物バージョンの「ラカインモンティトウッ」。
付け合わせの魚介出汁スープがまず美味しい(辛くないので)。そして本場の味そのもの。
出汁は、海老の他に「長い魚」で出汁をとっているとうこと。さすが海鮮居酒屋、素材の調達力が違う。
麺は日本の素麺で代用されていましたが、味わいはまさしく本場のラカインモンティ。
ちなみに他の料理がとても辛かったので、このモンティは少し辛さを控えめにしてもらいました。(汗)
さて、最後にもう一つ「汁あり」バージョンをオーダー。
舌の痺れはMAXに達していたので、調整できるように辛味は別添えで。
麺のトッピングには、豚皮を揚げたものをオーダー。
本場のラカインモンティは、具も最小限でトッピングをするパターン。
トッピングを頼まなかったら素うどん状態で出てくると思いますが、このスープが美味しいので
頼む価値はあるかと思います。
ただ、アトウッの方が、濃厚な麺の味とクリアなスープどちらも味わえるので頼むならトウッの方をお勧めします。
◆ラカイン人のスタッフだけという令和酒場。激辛魚介料理を食べたくなったらぜひ。
今回お伺いした居酒屋の「令和酒場」。実は浅草でミャンマー人が経営しているという寿司令和さんの姉妹店でした。(浅草の方はまだうかがえていない)
スタッフも全員ラカイン人で、お料理も全てラカイン人が作っているとのこと。
ラカイン料理は、油・ニンニク使いがほとんどなく、すっぱ辛くて魚介を多く使うというのが特徴ですが、久々にその真髄を体験できた日でした。
ミャンマーの中でもラカイン料理はとにかく激辛というのが有名で久々すべての料理が激辛パレードを味わいました。
辛いのが苦手な方は特にご注意して楽しんでみてくださいね。
◆地図
ZUU&HEIN MYANMAR TEA HOUSE (池袋)
ルビー(RUBY)(高田馬場)
ミャミンモ(高田馬場)
ノングインレイ(高田馬場)
ミンガラバー駅前店(高田馬場)
スィゥミャンマー(高田馬場)
Nway Oo ヌエウー 春(高田馬場)
MM エムエム(大塚)
タウンジーカフェ&バー (高田馬場)
ババFEEL焼鴨(高田馬場)
Queen (駒込)
Spring Revolution (池袋)