ミャンマー料理店の出店が相次いでいます。その中で注目するのがご紹介するラカイン料理店の「ターリーズワ」。カメラマンの新畑さんのXでの紹介文によると「har Li Swa သာလီစွ はラカイン語で「こんにちは」の挨拶。」だそう。
鶯谷にも日本の海鮮居酒屋メニューとハイブリッドに展開していたラカイン料理店「令和酒場(現:SEA GARDEN」があるけれど、山手線の北の方にラカイン料理店が集まる傾向があるみたい。
国土が南北に広く、多民族国家のミャンマーで、特定の民族料理が食べれるお店は実は珍しいのです。
そしてラカイン料理といえば、ベンガル湾に面しており豊富な魚介類、辛さが特徴の料理。
どんな料理が出てくるか楽しみににしていました。
やってきたのは夕方。駒込駅南口から徒歩1分という好立地な場所に位置しています。店頭に写真付きメニューがあるお店がターリーズワさんです。
前にご説明したとおり「バングラデシュと隣接している魚介類が豊富に取れる州。そして、ミャンマー1辛い料理を食べる」とも言われています。
店内のメニューは文字だけなので想像力を働かせてオーダーしなければなりませんが、私も混乱したので店頭に出てお店の店主さんに料理のおすすめを聞きながらオーダーしました。
ラカインのスープ、気になる・・
お酒も豊富です!ちなみにですが、ランチタイムメニューがあり、そちらには「ガパオライス」や「rakaインボウル」と呼ばれるカレーのセット、ラカインの名物麺「ラカインモンティ」のメニューがあるのですが撮影するのを失念。
夜も同じものを同じ料金で食べれるそうです!
やはりお酒を飲むときに定番で頼むのがミャンマーの発酵茶葉「ラペットウッ」。
店主さんがラカインスタイルだというので頼んでみました。油は控えめ。生唐辛子は脇に添えられており辛さは自由自在形式でした。
この、とこぶしのような貝はラカインから取り寄せているそうで、弾力ある食感でとても美味しい!
そしてラカイン料理と思えるほどはやり辛い!
このめずらしい現地の貝が食べれるのは貴重だなと思いました。
続いてもラカイン料理の名物麺「ラカインモンティ」。モンティトウッというサラダ形式でオーダーしました。たしか五百円くらいでしたでしょうか。シンプルな料理ですがおつまみにもぴったりで、辛さもある程度抑えられた食べやすいラカインモンティでした。他のテーブルのミャンマー人と思われる方々が一番多く頼んでいた料理。
お味はとても美味しかったけれど、ポーションがもう少しあったら嬉しかったな。
ラカイン州はバングラデシュやインドにも近いため、こういったカレー的な料理も存在しています。
そして、スパイス使いは他のミャンマー料理とはまた少し異なる感じで、辛さも抑えられたカレーです。
ヤギの旨みがしっかり出ていました。
お酒を飲みながらカレーもつまむという上級者の食べ方をしてしまいました。
メインディッシュは、店主もおすすめしていた「ラカイン漁師の自然なスープ」
これは、ラカインの伝統的なスープだということで、他の料理よりもお値段が少し張りましたが(当時2200円)、出てきてびっくり。これは鍋ですね!
スープの中には、ティラピア(鯛と言っていていたがティラピア)、エビ、ムール貝、タコと魚介がたっぷり入っていました!スープは辛くなく濃厚な魚の出汁がベースになっていました。美味しい。
ラカイン州から取り寄せた魚介類もしっかり堪能しましたが、全体的に油は控えめで辛い料理は「辛い」と書いてある程度なので、さっぱりと美味しくいただけました。
最後の鍋がとても満足度高かったですが、ランチはドリンクつきで提供されているものもありました。
入り口付近には、おそらくラカインから取り寄せた干し魚も販売
ぜひ皆さまも、足を運んでみてください〜
◆地図
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