ミャンマー(ビルマ)では、煮込み(Hin)の中でも油戻し煮(SEE PYAN)という製法で作られるカレーがとてもメジャーです。
水分が少なく油に旨味が入るため、よく好まれて油をご飯にかけて食べます。とはいえ、ミャンマーでもヘルシー志向が強くなっており、レストランや食堂でも油控えめになっているケースもあるそう。
こちらのレシピはヘルシー志向のため、やはり油少なめにしていますが、お好みで油ましましにしても良いでしょう。
ビーフと合うかな?と思いきやレモングラスの香味が爽やかで肉も柔らか。
ポイントは肉を包丁の背でたたき、重曹でマリネしたこと。
ぜひご賞味ください。
ビルマ風ビーフ&レモングラスのカレー
ミャンマー料理の中でもビルマ料理のカレーはシンプルなスパイス・ハーブ使いが多いのが特徴的。私はよりヘルシーに仕上げるために油少なめ、NO MSGで仕上げています。ここまでシンプルな材料なのに旨味たっぷりになるのが不思議。ぜひ、トライしてみてください。
Servings 2 人前
Calories 400kcal
Cost 600円
Ingredients
- 250 g 牛肉(サーロイン)
肉の下ごしらえ用
- 1 小さじ お酢
- 1/2 小さじ 重曹
- 1 小さじ 塩
その他材料
- 2 大さじ 植物油
- 1 かけ にんにく
- 1 かけ 生姜(少し大きめがGoog)
- 1/2 個 玉ねぎ(中)
スパイス
- 1 小さじ ターメリック
- 1 小さじ チリパウダー
- 1 大さじ パプリカ
- 1 本 レモングラス
- 1 かけ シナモン
- 2 枚 ベイリーフ
- 1 大さじ ナンプラー
- 2 小さじ 砂糖(きび砂糖かココナッツシュガーがベスト)
Instructions
- 牛肉の筋を包丁で切り、大きめにカットする。ボウルに重曹・お酢・塩でマリネして15分程度置いておく。
- ニンニク・生姜・玉ねぎをみじん切りにする。(お好みで生唐辛子を入れる場合はここでみじん切り)。レモングラスの根に近い部分を1.5センチほど切り、みじん切りにしたら、それらを石臼で叩いてペースト状にする。残りのレモングラスは10cmくらいの長さに切る。
- 油を敷き、シナモンスティック・ベイリーフを入れ中火をつける。油が温まったら、石臼で叩いたペースト、ターメリック・チリパウダーを入れる。全体的に焦がさないように混ぜながらペーストに馴染ませるように炒める。
- ペーストが馴染み、鍋にくっつくようになってきたらマリネした牛肉を入れ、少し炒める。牛肉の表面に色が付いてきたら、レモングラス砂糖とナンプラー、パプリカパウダーを加え、さらに少し炒める。
- 牛肉の表面が完全に色がついたら水200ccを入れ蓋をしたまま中火で30分ほど煮る。水分がある程度抜け、油が上に浮いてきたら味見をして塩の調整をしたら完成。
Notes
あえて、スパイスを極力減らしたレシピになっていますが、お好みで最後にクミンパウダーやコリアンダーパウダーを少量入れて煮込んでも美味しいと思います。
スパイスもハーブもシンプルなのに、牛肉の旨味たっぷりのミャンマービーフカレー。レモングラスの根元を千切りにして炒めることで、よりピリッと爽やかな風味を感じることができます。
私はオプションで生唐辛子も入れましたが、チリパウダーと生唐辛子はいれなくてもパプリカだけでもスパイシーなカレーができあがります。
ラペこさん素晴らしいお料理!これいつかつくってみます♥
コメントありがとうございます!隣国のカレーとの違いなども楽しんでみてください!
ありがとうございます!シンプルな材料で作れるので是非つくってみてください〜