※2020年5月11日(月)レシピを更新しました。
ミャンマーでは鶏とアヒルの卵を使ったカレーがよくよく食べられています。
「Kyet」チェッが鶏で、「U」ウーが卵という意味。「Hin」ヒンは日本でいう「おかず」という意味です。
このレシピ、簡単なのにこれがまた美味しいのです!
ポイントは「干しエビ」の旨味。ナンプラーの風味と相まって一気に東南アジアテイストのカレーが仕上がります。
日本でも簡単に手に入る材料で作れるので、ぜひ気軽にトライしてみてくださいね。
ミャンマー卵カレー(Kyet U Hin)
ミャンマーでは、アヒルの卵か鶏の卵でヒン(カレー)を作ります。シンプルな材料なのにとても美味しい!簡単に手に入る食材で絶品卵カレーを作ってみてください。
Servings 2 人前
Calories 400kcal
Equipment
- フライパン
Ingredients
- 4 個 卵
- 1 個 トマト(中)
- 1/2 個 玉ねぎ
- 1〜1/2 かけ にんにく
旨味・味付け
- 1 大さじ ナンプラー
- 1 大さじ 干しエビ(省略可)
- 4 大さじ ピーナッツオイル(他の植物油で代用可)
- 適量 塩
スパイス
- 1/2 小さじ ターメリックパウダー
- 1/2 小さじ チリパウダー 辛さはお好みで
- 2 小さじ パプリカパウダー
- 1/2 本 青唐辛子 お好みで
Instructions
- 卵を固茹でに茹でる(水から鍋に入れ火をつけて沸騰してから10分)冷めてから皮を剥き、縦に4本黄身に向かって切り込みを入れる(その方が中まで染み込みやすなります!)
- ニンニクはみじん切り・玉ねぎは粗みじん切り・トマトはざく切り・卵は縦半分に割っておく。(青唐辛子は輪切りにして脇においておく)
- 鍋(フライパン)に油を入れ、中火にかける。温まったら玉ねぎを入れ、玉ねぎがきつね色になるくらいまで油をなじませるようにして炒める(揚げ炒めのような感じ)。玉ねぎが色づいたら、ニンニクを加え、ニンニクに香りづき、茶色になり始めたら、ターメリック・パプリカパウダー・チリパウダーを入れ、油に玉ねぎ・スパイスをなじませるように炒める。
- 少し鍋につきやすい状態になったら、刻んだトマトを入れて水分を飛ばすように炒める。トマトペースト状になったら、ナンプラーと干しエビ、お湯200ccを加える。
- 水を入れた鍋が再び温まってきたら、卵を入れて蓋をして煮る。
- 水分が飛び、味を確認し、生唐辛子(お好みで)・塩・隠し味の砂糖を入れて調整する。油が浮いてきたら火を止めてトッピングを載せたら完成。
Notes
ポイントはミャンマーのカレーの技法「シービャン(油戻し煮)」。たっぷりの油で香味をじっくり炒めてから、メインの具材を入れ、お湯を入れて油が戻ってくるまで煮込むのがミャンマー式。
ポイントは「干しエビ」の旨味。ナンプラーの風味と相まって一気に東南アジアテイストのカレーが仕上がります。
ゆで卵を半分に切ったり、素揚げするのもミャンマー流なのでお好みで。
干しエビに塩気があるのと、ナンプラーも入れるので、最後の塩は足りなければ調整するくらいで様子をみてください。
本来のビルマカレーは上にトッピングを載せませんが、こちらの方が食感も美味しいのでアレンジしています。
このミャンマー卵カレーに出会った時は、「なんでこんなにシンプルな材料なのに美味しいんだろう!」を感動した記憶があります。
味の素やチキンブイヨンを入れる人も多いですが、入れなくてもトマトと干しエビの旨味だけで濃厚な味に!
とにかく簡単に作れるので是非おためしください。