![バーミーズ東京ミャンマーの麺料理紹介](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2021/08/myanmar-noodle-bg.jpg)
ミャンマー料理ってどんな味?
まだまだ神秘のヴェールに包まれたミャンマー料理。おすすめする人気定番ミャンマー料理をご紹介します!
ミャンマー料理ってどんな料理があるの? 〜麺料理編〜
ミャンマー料理に興味を持った方必見!
135の民族国家のミャンマーですが、そもそも初めて食べる・・という方向けに、
ド定番とも言えるザ・ミャンマーの麺料理の数々をご紹介いたします!
基本、東京で食べたミャンマー料理をご紹介するので、食べてみたくなったら
ぜひお店に行ってみてくださいね。
「モヒンガー」(Mohinga)
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ミャンマー人にミャンマーの代表食といえば?と聞くと必ずでてくるのが「モヒンガー」。
ナマズを主軸とした魚の出汁にレモングラスやニンニク、バナナの茎と一緒に煮込んだとろみあるスープに、そうめんの細さほどの米粉麺(サンブエ)を入れて食べる料理。
日本のご当地うどんに近く、スープや出汁の魚、トッピングなどが地域や民族で異なるのもとても面白い!
トッピングにゆで卵や揚げ物。味変にパクチー、柑橘、チリフレークなど。
揚げ物をONするところも日本のうどん文化に似ている気がします。
大量に作るほうが美味しく、足が早いため早朝モヒンガー専門屋台が立ち並び、そこで食べるかお持ち帰りでビニールに持っていくのが今でも主流です。
シャンカウスエ
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シャン民族の伝統的な麺料理。
タイに住むシャン族が作る麺や、ラオスの奥地の麺料理ともリンクする。
シャン民族の人口が一番多いのがミャンマーなので、このトマト麺はミャンマーのシャン州発祥と言っても良いと思っています。
チキンベースのスープにトマト、肉ミンチ、シャン米でできたもちもちの米粉麺と青菜でいただくシャンカウスエは、日本人が一番ミャンマー料理として受け入れやすいかもしれません。シャンカウスエもシャン州の中でご当地仕様があって、これが実に面白い!シャン米(もち米に似た)でできたサンズィーでできた麺で食べること。これは、現地で食べないとなかなか感動が伝わらないかもしれません。(残念ですが日本ではこの麺は食べられません)
現地ではスープあり、和え麺的なスープなし(その場合はスープがつく)が選べますが、個人的には汁なしタイプがおすすめです。
トーフヌェ/トーフヌエカウスエ(tofu-nway)
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シャン民族の伝統的な麺料理で、とにかく私がハマった麺料理の一つ。
少し黄色がかったとろっとした餡はひよこ豆でできたもの。
ミャンマーでも、ひよこ豆をとある製法で固めたものを「トーフ」と呼ぶところが日本の食文化にリンクしていると言われる所以かも。
一番のポイントは、シャン米(もち米に似た)でできたサンズィーでできた麺で食べること。これは、現地で食べないとなかなか感動が伝わらないかもしれません。(日本では食べられません)
上にチキンか豚のグレービー、パクチーやチリフレークをふりかけて食べるところはシャンカウスエと共通しているところ。とにかく美味しい、はまります!
東京で食べられるミャンミンモトーフヌェはグレービーに甘さもありますが、現地で食べたトーフヌェは甘さもほとんど感じず、毎日たべれるほどの美味しさでした。
下記でご紹介していないお店で、ノングインレイ とヤマニャでも食べられると思います!
東京で食べられるトーフヌェ
![ラシオ のスペシャリテ(トーフヌェ)](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2019/10/img_3255.jpg)
![ミャミンモのトーフヌエ](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2020/10/img_2923.jpg)
ナンヂードゥッ・ナンジートウッ
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ミャンマーの中もでマンダレーが発祥と言われるナンヂートウッ。
ナンヂーとは、ゆでうどんくらいの太さの米粉麺にゆでどり、調味油、野菜などとあえて食べる料理なのですが、これが本当に美味しいのです!(極太の米粉麺は日本では手に入らないので日本のミャンマー料理店では茹でうどんで代用しているケースが多いです)
日本の油麺や、素麺などの冷麺的な要素もありつつ、常温で食べても全く美味しいという不思議さ。
味変でレモンやチリフレークをたっぷりかけるのがおすすめ。
ナンジートウッにハマり、何度も家で作りたまにオンライン料理教室も開催しているのでご興味ある方はご連絡ください。
東京で食べられるナンヂートウッ
![高田馬場ルビー(RUBY)のナンジットゥ](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2019/10/img_3053-300x300.jpg)
![ノングインレイ(ナンピャー)800円](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2019/10/img_3068-300x300.jpg)
![ミンガラバー駅前店のランチメニュー(ナンジットゥ)](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2019/10/img_3104-300x300.jpg)
「オウンノゥカウスエ」(Ohn-no kaoswe)
![](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2020/04/img_8705.jpg)
![](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2023/12/img_2092-1.jpg)
今は減りつつあるミャンマーの伝統料理ココナッツヌードル
ご紹介するオウンノゥカウスエは、「オウンノゥ=ココナッツ」「カウスエ=麺」という直訳の料理ですが、モヒンガーと同じくミャンマーで古くからある伝統的な麺料理です。
チキンベースの出汁にココナッツやひよこ豆の粉でとろみをつけたスープと小麦麺(オプションで変更も可)を入れた温かい麺。
上には揚げた麺や、ゆで卵、パクチーなどを載せるのが一般的。味変でチリやパクチーも。さらに、鴨の血の塊を入れるのもおすすめだそう。この頃この麺料理が主流ではなくなってきたそうで、理由はココナッツミルクは糖尿病になるとか、不健康説が蔓延したからなのだそう・・
オウンノゥカウスエは名古屋であれれば「Mandalay マンダレー」さん、「ミャミンモ」さん、「QUEEN」さん。「池袋さくら」さんであれば提供されていると思います。
日本で食べられるオウノゥカウスエ
![池袋さくらのミャンマー料理(オンノカウスエ)](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2021/01/img_4513.jpg)
![名古屋マンダレーの料理(オウンノゥカウスエ)](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2019/10/img_3202.jpg)
![びるまの竪琴のオンノカウスエ 1000円](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2019/10/img_3143.jpg)
![ミャミンモ(Mya Myint Mo)のオンノカウスエ](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2019/10/img_2977.jpg)
ミシェ(Mee-shay)
ミシェとは、米線とも呼ばれる雲南省ルーツの米粉丸麺。先にご紹介したナンジー(極太米粉麺)より細く、給食に出てきたソフト麺くらいの太さと思っていただければ。
雲南省との国境付近のシャン州だけでなく、中華系の移民の方が多くマンダレーにマンダレーミシェと呼ばれるご当地ミシェもあります。
土鍋で出すクレイポットミシェと、和えるタイプのミシェ。どちらもとても美味しいです。
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日本で食べられるミシェ
![高田馬場ヤマ二ャで食べられるミシェ](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2021/08/img_7447.jpg)
![ノングインレイのミシェ](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2019/10/img_3064-300x300.jpg)
チェーオーシージェ(Cher-OH Si-kyet)
シーヂェ=調味油のこと。この場合は、米粉麺(ビーフンなど)の油そばに近い。具材はスープありと同じく、鳥豚、内臓、うずらなど。ミャンマー料理の中でも中華系インスパイアと思われます。
炒めずに油で和えるのがポイントで、これが美味しいのです!!
写真は、大塚のMMミャンマーレストランの料理。
高田馬場の「ミャミンモ」、つけ麺屋の「力」さんでもミャンマー風油ビーフンが食べられます〜
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カウスエジョー(Kawswe kyaw)
カウスエ=小麦麺として、ジョー=炒める。の意のため、この料理はいわゆる焼きそば。
中華インスパイア料理ではありますが、ミャンマーでもポピュラーな食堂メニューです。
味の違いは、ソース味ではないところでしょうか。ガーリックが効いている男性好みの味です。
写真は、日比谷の「海賊」という居酒屋にあるミャンマー料理人が提供するメニューのミャンマー風焼きそば。
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チャーザンジョー(kyarzan kyaw)
チャーザンジョーは焼きビーフン。
チャーザン=春雨的な意味があるのですが、春雨といっても色々な原材料があって、日本で定番の緑豆の春雨は豆で作られた春雨の意味を持つ「ペーチャーザン」と呼ぶそう。
優しい味で日本人にも食べやすいのですが、米粉麺が油を吸ってしまうせいか、さらっとしていても思った以上に炒め油を使っているのでヘルシー思考な方は注意が必要。
こちらの料理は大塚にある大好きなお店MMミャンマーレストランでの写真です。
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チャーザンチェ(kyarzan kyet)
チャーザン=緑豆春雨が入ったスープ麺のことをチャーザンチェといいます。
スープ麺形式でててくるチャーザンは大抵ビーフンではなく春雨だったりします。
![MMミャンマーレストランのチャーザンチェ](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2021/08/img_7451-1.jpg)
こちらの画像は大塚のMMミャンマーレストランで食べたもの。
一見辛そうですが甘味も感じる野菜たっぷりの優しいお味です。
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カウスエトウッ(khauk swe thote)
日本で今ではお馴染みの「油そば」。実はミャンマーでは昔から食べられている国民食。カウスエ=小麦麺という意味合いもあるそうで(シャンカウスエで使用している麺の意味はただの麺という意味)
カウスエ=麺 トウッ=和えという意味をもちます。
ガーリックオイルたっぷりの和え麺は「シーヂェカウスエ」、カウスエトウッとされるのは、こちらの色が濃くて酸味がある麺の方です。
日本のまぜそばとは異なる点はタマリンドの酸味があるところ。チリフレークがたっぷりで、ガーリックが効いていてめちゃくちゃ美味しいです!
朝ご飯の軽食として食べられることも多いそうですが、野菜が入っていないところがちょっと難点。
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チャーザンドウッ(kyarzan thote)
簡単にいうと、春雨の和えものです。 しかし、チャーザンという意味は豆で作られた春雨だけでなはく米で作られたビーフンもチャーザンと呼ばれています。(春雨はペーチャーザン)
どちらかと言ったら、チャーザントウッと言ったら、ビーフンの和えものが出てくることが多いです。
ちなみに
写真の上は高田馬場(現在はない)「シュエターニー」で食べたラカイン州のペーチャーザンドウツ。
見た目とは裏腹にとんでもなく激辛です(激辛オーダーしたのは自身のせいですが)
写真の下はタイのバンコクでで食べたチャーザンドウッです。(写真提供:AsokeChannel)
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![](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/img_5340-1.jpg)
アトゥソン・レットゥソン(Athoe sone)
アトウッ=和えるの意で、この料理は4種類くらいの麺と野菜をタレで和えた料理。
そのため、厳密には麺料理ではなく、サラダや和物のジャンルなのですが、なんでも和えるのが好きなミャンマーの料理。
麺料理コーナーでもご紹介します。
こんな感じで大きなお盆に野菜と麺が置かれ、オーダーが入ったらそれぞれ少しづつピックアップしお店独自のスッパ甘いタレを手で和えて作られる料理です。
以外ととても美味しいです。
レットウソンという言い方も同じ料理を指し「手で和える」というニュアンスが含まれているのだそう。
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![](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/img_5325-1.jpg)
シュエダンカウスエ
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ベイカッチィカイ
![](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2019/10/oyanoie-09.jpg)
まだまだある!ラペ子が愛する人気ミャンマー料理のご紹介
今回は、日本で食べられるミャンマーで人気の麺料理をご紹介しましたが、民族や地域によって食材や材料が異なるのがミャンマーヌードルの面白いところ。
これからも美味しいミャンマー料理をご紹介していきたいと思います!
![ビルマ料理(ビルマ料理)](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2019/10/background3.jpg)