無精な私が通い詰めたいと思えるパキスタン料理店「HANDI」
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◆無精な私が通い詰めたいと思えるパキスタン料理店 野田の「HANDI(ハンディ)」

ミャンマー料理のアジア料理で「遠くても食べにいきたい!」と思えるお店が野田のパキスタン料理店「HANDI」。

私は「本場のニハリの味」を知りたて、いつもは行くことが少ない千葉県野田市まで足を運んだ。無精な私にとっては結構な遠出の食べ歩き。

事前情報はバッチリ。お店の風貌もネットやGマップで調べて事前にインプット済み。

無精な私が通い詰めたいと思えるパキスタン料理店「HANDI」
無精な私が通い詰めたいと思えるパキスタン料理店「HANDI」

HANDIは日替わりランチバイキングの他に日替わりスペシャルメニューがあって、私のお目当てだったニハリは秋冬時期の「木曜日」に提供されることが多い料理とのことだった。

私は本場のニハリが食べたかったので、木曜の時点で日曜日に伺うのでそれまで1つ取り置きをお願いした。

味が変わるので・・と一度お断りされても、そこをなんとか・・とお願いして取り置きしてもらっていた。

そんな事前準備を踏まえた日曜日。

野田のパキスタン料理店「HANDI」のスペシャルメニュー(この日は日曜)
野田のパキスタン料理店「HANDI」のスペシャルメニュー(この日は日曜)

接客がとても明るく素敵なスタッフの方にニハリを取り置きしていただていることを伝えると、早速厨房に連絡してくれた。しかし、しばらくして戻ってきたら「シェフが味が変わってるのでお出しできないとのこと」と言われてしまった。

本場のニハリを食べたいがために野田まできたので気持ちが追いつかず、味が変わっても良いからなんとか・・と改めてシェフにお願いしてもらうように頼んだ。

しばらくしてスタッフが改めて「本当に申し訳ない。本場の味を知ってもらうなら、なおさらお出しできない」とシェフが言うということだった。

木曜日の時点ではここまで味が変わるとは思っていなかったと言うことで、すごく残念がっていると、おわびにスペシャルメニューでは頼めない当店一押しの「マトンカラヒ」を1人前でオーダできると申し出ていただいた。

まだ、気持ちが追いつかない私だったけれど、いただいた代替案で了承し、しばし料理が来るのを待つ。

この日はニハリの代わりにパヤがあったので、マトンパヤ、マトンアチャーリ(マトンとアチャールのカレー)と、マトンプラオ、そしてマトンカラヒと、マトンづくしでオーダー。

野田のパキスタン料理店「HANDI」のスペシャルカレー「マトンアチャーリ」
野田のパキスタン料理店「HANDI」のスペシャルカレー「マトンアチャーリ」

最初に出てきたマトンアチャーリ。ふむふむ、アチャールのあの独特の酸味が効いていて美味しい。ミャンマーにも似たような料理があるな。

忘れてはならないのがこのロティで、しっかり小麦の味がしてとんでもなく美味しい!!

野田HANDIのロティ
このロティは今まで食べた中で一番美味しいと思えた

と心の中でつぶやいていたら、程なくマトンカラヒ登場。

野田のパキスタン料理店「HANDI」のスペシャルカレー「マトンカラヒ」
感動的な美味しさだったHANDIのマトンカラヒ

見た目も鮮やかで、一口食べてびっくり感動。「なにこれ美味しい!!!」

濃厚、スパイスがマトンにまとわりついて、生トマトと生姜のバランスが最高に美味しいマトンカラヒ。

感動の気持ちをスタッフに伝えると、マトンカラヒは大鍋で大量につくらず、オーダを受けてからスパイス調合からスタートする料理なので特別に美味しいのだとか。

野田のパキスタン料理店「HANDI」のグランドメニュー。本来はマトンカラヒは1kg単位でしかオーダーできない
野田のパキスタン料理店「HANDI」のグランドメニュー。本来はマトンカラヒは1kg単位でしかオーダーできない

ニハリを断固として提供しない姿勢、このマトンカラヒの感動的な美味しさ。HANDIのシェフがどれだけこだわりを持ち料理を提供するのかが理解できた。

野田のパキスタン料理店「HANDI」の日曜日スペシャルメニュー!
日曜日のマトンパヤとマトンプラオ。マトンプラオが特にほんとに私好みでした

頼んだパヤはとろっとろ、マトンプラオは、歴史上ビリヤニ以上に美味しいと思えたプラオだった。

野田のパキスタン料理店「HANDI」のパヤ
パヤはスネ部分で骨がずりおちるほどとろとろ。好みが分かれる料理かもしれない
野田のパキスタン料理店「HANDI」のマトンプラオ
このソリッドな感じの味のまとまり方、ビリヤニよりも好きかもしれないと思えた逸品

本場のニハリの味を知ることはできなかったけれど、また来れば良い。
そう思い満足して帰ることができた。

◆そんなHANDI。もう一つ強者がおすすめ料理教えてくれたのが「レモンチキンカレー」。

ちょうどHANDIのTwitterでスペシャルメニューをチェックしていると、木曜日の祝日。
ニハリと、レモンチキンどちらも提供してる日だった。

これはなんとしてでもいかなければ!と奮い立ち、夕方前に野田まで出向く。

以前色々お話しした明るい日本人の女性スタッフに堂々と「ニハリありますか?」と聞くと、「はい、今日は美味しくできてますよ!」と答えてくれた。

そして念願の本場のニハリを実食する機会がついにおとづれる。

インドパキスタン料理「HANDI」の本場のニハリ
インドパキスタン料理「HANDI」の本場のニハリ

ビジュアルも最高、しっかり煮込まれた本場の味のニハリ。スパイス使いやテクスチャーなどを頭にインプットして頬張った。

インドパキスタン料理「HANDI」のニハリ。肉肉しい〜
インドパキスタン料理「HANDI」のニハリ。肉肉しい〜

さらに、持ち帰り前提でレモンチキンとカブリプラオも注文。

無精な私が通い詰めたいと思えるパキスタン料理店「HANDI」
みてください、この豪華で美しいパキスタン料理

レモンチキン、酸っぱいですよと言われたものの、私の中では爽やかな酸味でとても美味しい。上に浮いている澄んだオイルが本当に美味しくて一体このオイルはなんだんだ?!と不思議なほど、HANDIのレモンチキンは間違いない美味しい味だった。

インドパキスタン料理「HANDI」の美味しいと噂のレモンチキン
インドパキスタン料理「HANDI」の美味しいと噂のレモンチキンは私好みの味でした

カブリプラオはアフガニスタンのプラオで人参やレーズンが入った少し甘めのプラオ。カブリプラオが好き!!って方もすごく多いそうだけれども、個人的にはソリッドな日曜日提供されるHANDIのマトンプラオが好きみたい。

インドパキスタン料理「HANDI」のカブリプラオ
カブリプラオもマトンの旨味しみしみ。

と、完全に自分個人の感想丸出しの食べレポになってしまったけれど、
こうやって昔食べて体験をするすると書けてしまうほど、私はどうやらパキスタン料理が個人的に好みであり、特に野田のHANDIがすごく好きなようだ。

そして、妥協を許さないHANDIの総料理長に敬意を表している。

パキスタン料理は私の中では贅沢な外飯カレーという位置付けで、何か頑張ったご褒美にまたHANDIまで足を運びたいなと思う。

早くまた、マトンカラヒ、レモンチキン、マトンプラオがまた食べたくなってきたので、重い腰をあげて遠征するとしますか!


◆お店情報

店名:インド パキスタン料理 HANDI

住所:〒278-0001 千葉県野田市目吹1508−1

電話番号:0471571142

営業時間:月〜日 11時00分~23時00分

URL:HANDI 公式 Twitter(毎日日替わりメニューをアップしています)


◆地図

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