◆ビリヤニに対する真摯な気持ちが味に表れている大澤さんのビリヤニ
以前からあらゆる場面でビリヤニ大澤さんのビリヤニについて噂を聞いていたのですが、予約がすぐに埋まってしまうということでなかなか伺う機会がなかったのですが、運良く深夜に予約サイトを見たらシグニチャーマトンビリヤニの回が空いている!
ということで、自分の備忘録のためにも情報を残しておこうと思います。
◽️2024年1月某日。ビリヤニ大澤さんへ訪問
この日はマトンビリヤニの日。
他にも、鶏、猪とか熊、牡蠣などの日もあるそうですが、シグニチャーのマトンビリヤニを食べてみたいと思っていたのでとても嬉しい。
地下に降って見ると、コの字型のカウンターテーブルがあり、ついた人順から席に着席する?スタイル。
私は厨房での調理の様子を見たかったので出来上がりタイミングの30分前あたりに行きました。
大澤さんの大鍋を転がす姿、ライタを作る所作などを拝見しておりその真剣さがビシビシと伝わりました。
そして全員着席した後、飲み物の注文。
その前に大澤さんから皆さんへお話がありました。そのお話がとても感動的。覚えている限りで簡単に要約すると
大澤さん:「そもそも、米・スパイス・油が混じったら、それはもうとてつもなく美味しい。だからどんなビリヤニでも、とてつもなく美味しんです。」
「そしてビリヤニが面白いところは、美味しく作ろうと思えば思うほど美味しく作れる料理で、だから私はそのビリヤニの美味しさを極めるために毎日研究しています。
今日お出しするビリヤニは、きっと昨日のビリヤニよりも美味しくなるように、日々研究して美味しいビリヤニを研究しています。」
ということでした。
他のビリヤニを否定せずビリヤニそのものを尊敬していて、ビリヤニという料理に真摯に向き合うその大澤さんのビリヤニは絶対に美味しいだろう。
と食べる前から確信することができました。
ちなみにですが、このようなプレゼンでーションは毎回あるのかと思っていましたがちょうど何かのスイッチが入ったのか?
何度も通っている方に事後お伺いすると、めったにお目にかかれるものではないようで、そんなお話を初訪問で聞けた私はラッキーでした。
ようやく登場したビリヤニ。
エアリーだという噂を聞いていましたが、確かにエアリー。
そして一番の驚きは「白いご部分」だけでもとても美味しいというところ。
この黄色と白のご飯のコントラストも素晴らしく、マトンの旨みもしっかり含んだビリヤニでした。
途中からキンキンのコーラを飲み、あーこれは真夏に食べたらまた別の感覚があるだろうなと思った次第。
料理に真摯に向き合いたかったこともあり、写真は最低限だけ撮影。
ほんとうにビリヤニの概念が覆った一品でした。
とはいえ、大澤さんがおっしゃっていた通り
ビリヤニそのものが美味しいわけで、私はミャンマーで食べられているしっとりして少し甘みのあるビリヤニと言われている「ダンパウ」も大好きなのです。
とにかくビリヤニは奥深い!ビリヤニ好きならビリヤニ大澤さんのビリヤニは絶対食べるべし!と思いました。
◆お店情報
店名:ビリヤニ大澤
住所: 東京都千代田区内神田1-15-12 内神田サトウビル B1F
営業時間・予約方法:完全予約制
予約はTableCheckでのWeb予約のみ。
イートインは月〜木のディナー、金曜ランチ、ディナー
予約日の一週間前の12時からweb予約受付け