半年前くらいにお伺いした情報ですが素敵なお店なのでシェアしまうす

木場に突如登場した中華料理「シャンペンペン」。昔から汁なし担々麺の名店として同じ名前のお店があったそうですが、私が知ったのは別のルートで。

代々木上原にある中国郷土料理「マツシマ」さんに、最初に伺った際に、給仕をしていたのがシェフの九鬼さんで、この時は開店準備中期間に少しマツシマさんのところで勉強がてら働いていたのだそう。

私と同じく辺境料理や中国の郷土料理がお好きな方をお連れしてお伺いしてみました！

お店に入った瞬間、高い天井と清潔感ある広々とした空間が印象的で、目の前で奥様と九鬼さんが出迎えてくれました。

そして、その日私が順番に楽しんだ料理たちは、一皿一皿が丁寧に作られた逸品ばかり。

最初にいただいたのは、前菜の盛り合わせ。見た目にも豪華で、鶏が本当にしっとりで美味しい。
さらにツブ貝はプリッとボリューミーで、しっかりとした味わいがありました。特に干し豆腐の和え物も、好きなメニューですが、その独特の食感と味わいからして、前菜盛り合わせは頼んで正解！と思ったほど。

続いて出されたのが、香港で有名なガーリックを使ったエビの揚げ物。カリカリとした食感とガーリックの効いた風味が絶妙で、ビールとの相性も抜群でした。

その後にいただいたのは、お店のおすすめである黒酢の酢豚。これがまた絶品で、とにかく柔らかい。
これは、代々木上原にある中国郷土料理「マツシマ」さんで食べた黒酢酢豚系列とも言えるお味。
花巻（ホアジュワン）というふわふわの蒸しパンと一緒に食べることで、黒酢の酸味と豚肉の旨味が絶妙に絡み合い、口の中でふんわりと広がりました。

最後の締めには、キーマカレーと汁なし担々麺をいただきました。キーマカレーは中華スパイスの効いた深い味わいで、食事の最後にぴったりの一品。

汁なし担々麺は、もう腹パンだったけれどもお店の代名詞とも言える料理なので、いただくことに。
濃厚な肉肉しいグレービーに辛さゴマの風味とピリッとした辛さがクセになる美味しさでした。

この日は、ビールや中国産のウイスキーも一緒に楽しませていただきました。飲み物が料理の味をさらに引き立ててくれるのが、このお店の素晴らしいところです。

店内の内装も素敵で、落ち着いた雰囲気の中で、じっくりと料理を堪能することができました。九鬼さん夫婦の温かな雰囲気とお店の心地よい空間でまた足を運びたくなってしまう。