観光客もローカルも集まる人気ビルマ料理店。
ミャンマー旅行初の時。伝統的なビルマ料理を味わいたい、でも屋台はさすがに気が引ける・・と思っている中、ホテルからも近くてしかも観光客もローカルにも人気のビルマ料理店があることを知る。
それが、 「Aung Thu kha」(アウントゥカ)。レトルトのチェッターヒンで有名なヒロスケさんも度々激推ししているお店。
これは、行くしかない!と思い、タクシーを乗ることすら怖い状態だった私は、ランチを食べるべく徒歩でお店へ。
場所は、ダウンタウンではなく「Bahanバハン地区」いうシュエダゴンパゴダがある近辺の方。大通りに面しておらず、周りは住宅街のような場所
ランチといっても、予定があったので11時にお店ついた
ショーケースから選ぶシステムで、何がなんだかわからないけど頼んでみた。
実は、ミャンマー料理に惚れ込んで研究の道に飛び込んでみたものの、ビルマ料理はおろか、現地の風習もわからないまま勢いでヤンゴンに来てしまった私。
お店は灼熱の路とは打って変わり、日陰が心地よい広いお店。女性スタッフがお揃いの綺麗なロンジーを着ているので食堂というよりは料理店という印象。
早い時間だったので、お坊さんも食べにきていました。
体験ブログを事前チェックしていたので、お店で食べようと思っていたヒン(ミャンマーでいうおかず)は、目星がついている。
それにしても圧巻のショーケース!彩も綺麗。しかし!それぞれ中身が違うと思うが何がなんだか区別がつかない。
一応、大エビの形はわかったので、それと、マトンカレー、オススメだという魚の内臓のカレーを食べたくて、自分のお腹周りをぐるぐると指差してスタッフに理解を促す。あとは青菜の炒め物。
4品オーダーして席に着くとやってきたのがこちらの料理
オーダーしたもの以外に、ご飯、スープ、新鮮な野菜とガピのディップ、というやし砂糖の塊(タニャ)、さらに発酵茶葉ラペッの盛り合わせが付いてきた!
今では知っていますが、ビルマ料理はおかずを頼むとこのようにいくつかのセットが無料でついてくるそう。料理店でなくても屋台でオーダーしても副菜はいくつかついてくるみたいです。おもてなし力が素晴らしい。
早速オーダーしたヒン(カレー)をトライ!
本場ビルマ料理の油の量にまずは圧巻。大エビがごろっと入っていますが、エビの身がギューっと凝縮されています。そして、ご飯と一緒に食べてみると辛くない!スパイスはほんとうにシンプルでターメリックとチリパウダーくらいなのではないでしょうか。そして、エビの周りについてくる油がなんとも美味しい。
が、油の摂りすぎ厳禁のため、避けて食べてしまいましたが。
こちらは、豚肉のカレーウェッターヒン。こちらも辛味少々でバズンヒンとスパイスの分量が異なるっぽい。
どうやら、魚の内臓を豚の内臓と思ったらしく、出てきてこちらは豚の内臓のカレーだった。特にレバーが多めで、豚のカレーよりも複数のスパイス使いが感じられる。おそらく臭み消しにそれぞれ食材に合わせて使うスパイスを分けているようだ。
カレー3種、副菜1種、カレー3種を食べたらご飯が足りなくなってしまい、お代わりを注いでくれた。
ちなみに、おかわりは有料かもしれないです。
さすがに頼みすぎたと後悔しつつ、せっかくなので油以外のヒンは全て完食してお会計。20000チャットくらい(だいたい1400円程度)。
食堂価格ではないことがわかり、特に、ミャンマーでも高いとされている大エビのカレー(バズンヒン)は高かったのかもしれません。
ビルマ料理を堪能したい!と思う方には一度は訪れるお店。
この油こってり度合いをみる限り、ビルマ料理は女性よりも男性の方が受けが良さそうな感じ。
もちろん、女性でもビルマ料理を食べてみたい!と思う方は是非一度足を運んでみてください。