住宅街にただずむ雰囲気抜群のレストラン
2019年の年末ミャンマー料理研究の旅は、各地の料理を食べ尽くす!ということで、屋台や地元に愛される食堂をメインに食べ歩き。
身なりも行動範囲もはほとんどバックパッカー並み。それはそれでとても楽しかったのですが、
せっかく物価が安いミャンマーに来たのだし、少しかしこまった料理も食べてみたい!
と思い、ヤンゴンで起業しているご主人と息子さんがいるヤンゴン在住の友人と一緒に行った「Shwe Sa Bwe」。
ダウンタウンから外れた住宅街にあるこちらのフレンチは、ミャンマーの若者の職業訓練を兼ねた高級レストラン。
リーズナブルに食べれて、しかも本格的なフレンチコースが話題という情報をネットでキャッチし、友達に聞いたら、たまにランチを食べに行くお店とのこと。
ぜひ行ってみたい!ということで、ミャンマー旅行の最終日のランチを予約してもらい、私もこの日だけはロンジーを装いお店に行きました。
東京に例えるならば白金みたいな場所でしょうか?
ヤンゴンの邸宅レストランで提供されたランチコース
つきました!ここです!
エントランスを開けると、若いボーイさんが立っており、ロビーへ案内いただく。
友人と会えてテンションもMAX!
いつもはこんでいるのに年末年始だからか、めずらしく店内は空いている。
Shwe Sa Bweは、フレンチコースと聞いていたのでランチもフレンチコースがあるかと思いきや、リーズナブルなコースにはそれがなく「洋食コースか、ビルマ料理コース」の2択。
友人はちょっと前にお店に来ており、ビルマ料理の方が満足度が高かったということだったので、2人ともビルマ料理コースをチョイス。
カレーは2種類で選べたので違うのを1つづつオーダーしました。
ギャルソンがとても若くて、おそらく15歳くらいなのでしょうか。
とても丁寧な接客なのですが、初々しさも感じます。
前菜が登場。スープ。真ん中にあるのはミャンマー料理でよく使うハーブ「シャンナンナン(ノコギリコリアンダー)。
フレンチベースのビルマ料理ということですが、和食に匹敵するほど繊細な優しい味。
前菜2は「ふくろだけと青菜の炒め物。」おそらくシャン州ベースの料理で、中華に似た味。でもとても優しい。
カレーはマトンカレーと、すり身魚のカレー。
すり身魚のカレーは、トマトベースで酸味が効いており、マトンカレーは複数のスパイスが使われています。
どちらも食堂で食べるカレーよりも油が少なく、そして繊細。
作り手が違うだけでこんなにカレーのテイストが変わるとは!
デザートは甘酸っぱいタルト。手がこんでいるタルトでした。
カプチーノをチョイスし、私が体験した各地のミャンマー料理冒険話をつまみに楽しいひと時を過ごしました。
ランチはリーズナブル!ヤンゴンでホスピタリティ味わうならおすすめ!
料理の味としては「とにかく優しい」。
念の為聞いてみましたが、MSG(合成化学調味料)は全く使っていないとのこと。
調理師を目指す方々の料理のクオリティの高さと、優雅な気持ちになれてとても満足でした。
ランチコースの値段を忘れてしましましたが、たしか日本円で2000円ちょっとだったような気がします。
夜はもっと高いフレンチコースになりますが機会あれば行ってみたい。
このお店は予約制で、電話もしくはwebでも予約を受け付けているので、もし気になる方は事前に予約した方がよいかもしれません。
友人と楽しいランチのひと時を過ごさせていただきありがとうございました!