◆捨てるところがないと言われる「バナナ」。蕾は東南アジアで人気のサラダに。
英語名:Banana Bud 和名:バナナのつぼみ ミャンマー語:ガピョーピュー ငှက်ပျောဖူး
ヘルシー志向の女性に人気のベトナム料理・タイ料理で使われる「バナナの花」。厳密には花が咲く前の蕾を食用とされています。
ミャンマーでは、国民食「モヒンガー」の中にバナナの茎を入れるのが習慣になっていますが、バナナの花も一部の方で食べられているそうで。
私はヤンゴンのモン族料理店「Jana Mon」でバナナの花のサラダを食べましたが、全く癖がなくて独特の歯応えが美味しい。
ただ、なかなかお見かけすることがない食材なのですが、この間偶然にも生鮮が豊富なタイ食材店で見つけました!しかも新鮮。
早速レシピをいろいろ調べてみると、ほとんどが生食で、色が変わりやすいのだそう。
私はミャンマー式チキンと合わせたバナナの蕾サラダを作ってみることに。
切った直後に何度か水洗いした後、レモン汁でつけておくことで変色が防げるんだとか。
レシピに準じて材料を混ぜてみると・・
これがとんでもなく美味しい!!
ミャンマー料理でも油を全く使わないヘルシーさで、酸っぱからさが後ひきます。
油使わないヘルシーミャンマー料理なら毎日食べても飽きない!
そんなバナナは、実はカチン州で中国資本のバナナ園が無断で開拓していて、自然破壊がすごいのだそう。それとは別に世界でバナナ絶滅危機?!というニュースも飛び交っており美味しく食べるだけでなく食料問題にもしっかり向き合っていかないといけないなと思った次第です。