◆ミャンマーでも大好きな人が多い「ふじ豆」は、コックリとした風味
◆英語 butter bean ,lablab bean, 和名:ふじ豆、ミャンマー語:Htawbat pea(トーバッペー)
Lab Lab bean」別名、バタービーンと呼ばれている。豆がとても濃厚で、大きく、一粒一粒がコックリと濃厚で旨味が多い豆。
バターのような風味をもつから「バタービーン」、そしてビルマ語ではバターを「トーバッ」というので、バタービーン=トーバッペーなんだろうと推測できる。
以前に、ロヒンギャのカディザさん宅でこの豆のカレーをいただいてから虜に。
カディザさんもおっしゃっていたが、日本で売っているお店がなかなかないとのこと。
確かに、私も色々なハラール食材屋さんへ出向いて豆の種類をチェックしているけど
見たことがない。ずーっと欲しいなと思っていた際、2023年11月の渡緬でついに購入。
ミャンマーの豆料理でたびたび登場するトーバッペーを使ったカレー。
大きい豆なので1晚水で戻し、圧力鍋でしっかり炊いた後、カレーを作ってみました。
スパイスの使い方がインド式のミャンマーカレー。でもところどころミャンマー流になっているのが
特徴的なカレー。
とにかくすごく美味しくて、この豆カレーはメインとして成り立つほどの存在感でした。
ところで、ミャンマーのトーバッペーについて色々調べたら、ミャンマーの豆輸出をしている会社のHPに少し紹介が。
ミャンマーではバター豆は冬だけ栽培されます。生産州と地区は、ザガイン、バゴー(東部および西部)、マグウェ、マンダレー、モン、シャン(北部)およびエーヤワディーです。中でもマグウェイ部門は日本のバイヤーに好まれる良質なバター豆を生産しています。バタービーンズの総生産量の約 75% は、海外または国境貿易によって中国、日本、韓国、シンガポール、UAE に輸出されています。
ところで、以前スパイスつながりのお友達に「ミャンマーではラブラブビーンという豆が人気でね・・」と話したら「もーまたラペ子さんたら〜」とお腹を抱えて笑われました。
いやいや、ウケ狙いじゃなくて、本当にそう呼ばれいてる豆があるんですから!!