◆ミャンマーのビリヤニ「ダンパウ」研究中。まずはダンパウマサラキットの中身を知る
ただいま、私の中での禁断の料理「ダンパウ」を研究中。
なぜ禁断かというと、必ず沼にハマりそうと認識していたから。
そして、ダンパウを研究するということはハイカロリー料理を立て続けに食べることになるので躊躇していたというのが正直な気持ち。
しかし!2023年はチャレンジの年!ということでダンパウをしっかり研究していこうと思います。
東京のミャンマー料理店でも多くメニューにある「ダンパウ」。
スパイスを使う肉とご飯を炊き上げる料理、いわゆるビリヤニのミャンマー版の料理です。
このダンパウ、タイプがいくつかあり、一緒に炊き込むパターンと鶏とご飯は別々に炊き込むパターンがあります。
作り方もことなれど、いわゆる使用するスパイスを数種配合した「ダンパウマサラ」は炊き込み方で使うマサラは異なるのか。
などまだまだ謎だらけ。
まずは実践で作ってみよう!と思い立ち、
東京のミャンマー食材店にて小さなダンパウマサラ袋を見つけて購入。
ぺらっぺらの新聞紙のような弱々しい紙袋に入ったダンパウマサラ。
ミャンマー語で書いてあるのでこれがダンパウマサラだなんて教えてもらえなければわかるよしもなし。
封を開けてみると、内袋からマサラパウダーが飛び散った状態に・・
香りはとても香ばしい。おそらくローストされており、カレーパウダーとは異なる香り。
プラスカシアリーフの葉とカシアシナモンも同封されている。
このダンパウマサラを試してみたく、今回は別炊きの方で、ミャンマー人に教えていただいた別炊きのダンパウで使ってみました。
カシアとカシアリーフは炊き込む際のご飯の方で使用、ミャンマーでよく使う着色料は使用せず、油とフライドオニオンも教えていただいた分量より少なめで調理。
そんなアレンジを加えた出来上がりはこちら。
見た目も、味もダイナミックさに欠け上品な西欧料理チックな料理になってしまった。
圧倒的玉ねぎ量が勝りスパイス感がない鶏煮込み料理になりましたが味は別料理としては美味しく出来上がりました。
ダンパウマサラのレシピもいくつかあるのものの、
それぞれ全く異なるマサラなので、どんなダンパウになるのか試してみるのか今から楽しみです。