◆バガン 名物発酵豆ペースト「ポンイェージー」ができる栄養抜群の豆。
英語名:Horse Gram 日本語名:ヒマラヤふじ豆 ミャンマー語:ペーピザッ
一瞬皮付きレンズ豆に見えるこちらの豆は和名で「ヒマラヤふじ豆」。英名ではホースグラム、ネパールでは特に重宝される豆で「ガハット GAHAT」と呼ばれており、豆スープやカレーにするとたまらない味なんだとか。
ネパールでも冬に食べられる豆だそうで、そうそう売っておらず、特定のお店でないとなかなか手に入りづらい。
例のごとく、新大久保の御用達のハラールショップ店「Jannat Halal Food」で見かけたこの豆を即買いして調理。
ちなみに、英名でホースグラムと呼ばれている由縁は馬に栄養を付けさせるために食べさせている(決して馬のエサのための豆ではない)豆で、ビタミンミネラル共に豆の中でもトップレベルの健康食らしいです。
今回で2回目となるチャレンジする料理は、ミャンマーでの唯一無二の発酵食品「ポンイェージー」。
2019年年末に訪れたバガン のポンイェージ工場の様子や、工程をヒントに作ってみました。
発酵・熟成をへてできたのは、日本の味噌に近いテクスチャー。
でも、香りは異なり、味見するとしっかり酸っぱい。ちゃんと出来上がってました!
ということで、早速自家製ポンイェージーでバガン 名物「豚のポンイェージー煮込み」をば。
豚の仕込み方もいろいろ研究中で今回のお試しで、良い下ごしらえ方法が見出せた感じ。
仕事の合間に作ったのでヒンヤニ(カレーグレービー)のテクスチャーはちょっといまいち
だけど、ぺろっと完食するほどにとろとろ豚とポンイェージの酸味が抜群でした。
もう一つ、試したい工程があり、このレシピも完成したら、長丁場になるけれど
自家製ポンイェジー教室もオンラインでできたらいいな〜。と思ったりしてます。