■香味豊かなシャン州で食べられている「根ニラ」とは?
「根にら」とは、インド、スリランカ、ミャンマー(ビルマ)、ブータン、中国南西部(四川省、チベット、雲南省)に自生する植物種で、一般的な名前には、フッカーチャイブとガーリックチャイブと呼ばれる、特に「根」に栄養価が高く、現地ではスーパーフードとして食べられている野菜。
特に「抗酸化作用」があるといわれて
英語名:allium hookeri 中国語:宽叶韭 ミャンマー名:ဂျူးမြစ်
こちらの野菜、日本であまりお見かけしないシャン州でよく食べられている野菜。
しかし、長野の諏訪市にある「上原農園さん」が根にらの美味しさと栄養価に惚れ込んで、数年かけて栽培&諏訪近辺での栽培が普及し、最近では長野の諏訪湖近辺で「諏訪特産品」として認定されるほど認知が少しずつ増えてきた野菜です。(信農毎日デジタル新聞の記事はこちら)
そんな根にらですが、例えば、シャン州名物麺「シャンカウスエ」の上のトッピングに揚げたジュミがそ添えられていたり、豚とコメをバナナの葉で蒸したウェッターチンと呼ばれる食べ物の付け合わせや、
豚とコメをバナナの葉で蒸したウェッターチンと呼ばれる食べ物の付け合わせや、
乾燥納豆「ペーポー・ペーボゥ」の中に練りこまれていたり。
味はというと、少し薬味的な独特の香りがしますが、とても良い香り。
みょうがが好きな人にはたまらない美味しさだと思います。
栄養価も高く、クセになるアジなので、12月から4月の収穫期を見計らって私は間借りイベントやオンライン料理教室で上原農園さんの根にらを使ったお料理を紹介しています。
あー、新鮮なジュミを現地でまた食べたい!!