レッパンプィン(コットンシルクフラーの雌しべ)
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◆辺境地域のレア食材〜コットンフラワーの雌しべ

この乾燥食材、一体何かと思いきや、「花のめしべ」を乾燥させたもの。

ビルマ語では「レッパンピン」と呼ばれいてます。

レッパンピン
レッパンピン

■ Let-pan(ビルマ語:လက်ပံ)

植物学名:Bombax ceiba

英名;red cotton tree Red Silk Cotton flower

 

Pwin(ピン)という発音のビルマ語が「雌しべ」に当たるよう。

ただ、食材として知られているのはごく限られた地域。
東シャン州と、ラカイン州では食べられていることははわかっています。

 

写真はミャンマー旅行した際に撮影した、シルクコットンフラワーの花。
赤くて大きくて綺麗ですよね〜。

ミャンマーで見つけたコットンシルクフラワー
ミャンマーで見つけたコットンシルクフラワー

 

ですので、ミャンマー人に「レッパンプィン」のことを聞いても知らない人も多く、これを食べるというとびっくりする人もいるのでご注意を。

 

ちなみに、日本では「キワタ」の花を指しており、Wikiにはこのような情報が。

和名キワタは「に生る綿」の意味であり、漢字では木棉で「もくめん」とも読むが、「もめん」と読んではならない。紅棉(こうめん)、コットンツリー (cotton tree)、攀枝花・斑枝花(はんしか)。ワタノキ、インドワタノキとも言うが、この呼び名は同科の別種パンヤ Ceiba pentandra としばしば混同される。

 

隣国でも食べられていて、一番有名なのがタイ北部のシャン族の料理「カノムジーンナムギャオ」。
ナムギャオ=いわゆるミャンマーで「レッパンピン」と同義語となります。

ミャンマーのレッパンピンとタイのドクニウ
左がミャンマー、右がタイ

 

タイのドクニウは、タイの食材店で購入することができるのでありがたい!

 

このレッパンピンを使うお料理は・・また今度のお楽しみということで。

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