◆インド料理でも多く使われている「カレーリーフ」。ミャンマーではカレーやスープに使われている。
英名:Curry Leaves ミャンマー語:ပျဉ်းတော်သိမ်ရွက်(pyin taw thein )
スパイス好きな方にはお馴染みの「カレーリーフ」。新鮮な葉を手で触れるとなんとも言えない香りが漂い、料理のアクセントとしてインドやスリランカ料理で使用されてます。
インドの食文化の影響も多く受けていると言われているミャンマー。
ミャンマーでもカレーリーフは使われているの?
そんなマニアックな疑問を持つ人は実は少なからず存在しており、かくいう私もその一人でした。
結論を先に言うと、「使われてるし、広く普及しています!」ということ。
ただし、広いミャンマーの中でも離れた地域や文化を重んじる少数民族の方は使う料理はほとんどないというのが私の見解。
では、どういう料理に使われているかというと、インドの食文化の影響を受けた料理、例えばマサラを使うカレーや、レンズ豆のスープなどに使用するケースが多い。
(後ほど写真を掲載)
南インド料理などでは「テンパリング」と言われる調理法で、スパイスを油でじっくり炒めて香りを出してテンパリングしたスパイスとオイルを、最後にカレーや汁物と合わせるような調理法は昔ながらのミャンマー料理ではないようで、先に炒めるか、スープでも仕上げの最後に入れるケースが多いです。
たしかに、テンパリングを絶対しなければいけないというルールもないし、それがベストとは限らない。色々な国の調理法を見るととても勉強になりますね。
高田馬場のミャンマー食材店でもタイミングよければカレーリーフが販売されています。
ですので、ぜひみなさんもミャンマー料理でマサラを使うようなカレーやヒンを作る際にはカレーリーフ「ピントゥティンユェッ」を取り入れてみてくださいね。