◆ビルマ料理に出てくるお茶請け的な役割も果たす砂糖の塊(タニェ)
英名:Jaggery , Palm Suger 和名:ヤシ砂糖 ミャンマー語:Hta Nyet(タニェッ)
ミャンマーでは日本に流通している白砂糖のような砂糖はあまり使われていなく、ご紹介するこのヤシ砂糖・Jaggaryジャガリーの赤砂糖の塊「タニェ」。
塊自体はかなり固くて、歯でかじって崩れる程度。
ビルマ料理(アニャー料理)でおかずを頼むと、副菜や野菜・ラペソーの盛り合わせなどいろいろなものがついてくるのですが、このタニェが乗ったおわんも出てくることが多いです。
そして、タマリンド風味に味つけられているものは、酸味もあってとても美味しい!
お土産にもらったこのタニェも、日本に戻ってから一人で食べてしまったほど。
やさしい甘さで、日本のきび砂糖に近い風味を持っています。
そして、お料理ではこのタニェを、包丁で細かく砕いてから使ったり、
あらかじめ水と合わせて溶かし煮たものが使われています。