◆ベイ料理コースをカレー業界の重鎮誘って行ってきました
こんにちは。鈴木ラペ子です。
緊急事態宣言も解除され宴会の人数も緩和されつつある中ということもあり、FBで親の家さんのアカウントから「ベイ料理コースも再開しました!」との連絡が。
ミャンマーの最南端にある州が「ベイ」。ベイは「Myeik」と英語で表記するのですが、でも「ベイ」と発音されるのだそうです。
Myeikに関してWikiで検索すると民族についてこのような情報が・・
ミェイク市民の祖先はビルマ人や華僑、カレン族、インド人、モン族、モーケン族に繋がっている。彼らは独特の抑揚でビルマ語を話す。島に住むモーケン族は「海の流浪の民」として知られ、マレーシアの島の民と関係が有るとも言われる。 [6]
海に面しており島が多く、すぐそこはタイバンコクや南タイに近い場所。
ミャンマーのモン州やラカイン州とはまた異なる海に面した郷土料理は地域によってちょっとづつ違うのが面白い。
ちなみに、ラペ子調べでは南ミャンマーのベイ料理を食べれるのは、日本で今のところ親の家さんだけ。
マニアックに料理を追求する方々をお誘いして、ベイコースを堪能してまいりました。
ご紹介するお料理のコースの中身が一部お店のスタンダードコースとは異なるのは私がワガママを申したから(汗)
そんな中、お呼びだてした方々がたくさん集まり
お店が提供する赤字覚悟の時間無制限ベロベロコースとともに宴は開始しますー!
◆親の家 南ミャンマー「ベイ料理」コースのお料理たち
エントリーのお料理はこちら!
ご店主のジョさんには、現地仕様の辛さでお願いします!
とお伝えしておきました。
これ、めっちゃーーー辛い!!
私は辛いのが得意な方なのですが、焼き唐辛子パウダーがふんだんに使われてとにかく辛かったー(涙)でも、ベイ料理でもよく使用されるエビの発酵ペースト「ンガピ」や鰹節などもうまみ要素も絡まり、甘酸っぱさもありうまい。
が、辛い!お酒がだいぶ進んだエントリーでした。
お次は、豚団子揚げ「ウェッターローンジョー」。こちらもスペシャルメニューの一品。手作り豚団子の中はミャンマーでお馴染みのパクチーやニンニク、唐辛子がたっぷり!
味もしっかりついているので付け合わせソースがなくても美味しくいただけました。
これ、前回も食べたけど・・やっぱり美味い!
イカとアサリ、玉ねぎとマサラしっかり効いていています。
他の料理とは異なり、この料理には甘さを感じずというところもマニアックなコメント。
3つの品が出てきた段階でかなり口の中が激辛モード。
次のお料理は少し辛さを控えめにしていただきました。それがこちらの白キクラゲの和物。
ミャンマーでは、シャン州をはじめ白キクラゲをサラダにすることが多いのですが、味付けは地方によって異なるのが面白いところ。
しゃきしゃきの歯応え、甘酸っぱさもある美味しいサラダでした。
これが、カレー業界の重鎮のためのとっておきのスペシャリテ。
ベイでは、パイナップルが入った豚のカレーが食べられているんです。
実は、ミャンマーでは脂っこい豚肉をより食べやすくするために酸っぱい果物と一緒に煮込む料理が多いのですが、パイナップルを入れるスタイルはベイ州特有かもしれません。
小さい頃、酢豚の中のパイナップル食べられないタイプでしたが、今は食べれる・・
舌も大人になったなあ。
最後に、ベイ料理と言えばと言えるほどの郷土料理「ベイカッチィカイ」
カッチィカイとは、「ハサミ切る」という意味があり、焼き麺を炒める際にハサミを使ったのでこのネーミングがついたのだとか。
ヤンゴンでも数店舗はこのベイカッチィカイが食べられるお店が少なくて、
日本では唯一このお店だけ!
ポイントはシーフード、卵、発芽えんどう豆が入るところ。
タイやマレー系の文化が入っているからか、甘酸っぱい焼きそばに近く、辛さは自分で調整できます。
これに、本当はお酢をかけて食べたら美味さ倍増になるかと思います!
最後にこちらのデザートが出できました。ミャンマーではお馴染みのデザートです。
奥様のキンさんがおそらく日本人向けに甘さ控えめにしてくれたみたいです。
おいしい。
こちらで、ベイコースは終了!
ちなみに、お酒はひっきりなしに飲みまくりまして、時間無制限ベロベロコースにしておいて本当によかったなーと思います。
◆親の家 南ミャンマー料理「ベイ料理コース」、おすすめです!
親の家のご店主のジョさんはヤンゴン出身、奥さまはベイ出身とのことで、ベイ料理コースの他にもミャンマー料理コースも取りそろえているようです。
下記は、宴会コースのメニュー。
どうやら、単品+時間無制限ベロベロコース(1500円)というチョイスもできるようで、突然お店に伺った時も飲み放題ができるのでとてもいいですね。
最後にお店の前で集合写真・・をとったのですが、それは仲間たちの思い出ということでここでは控えておきます。
とにかく、店内の写真も取り忘れましたが、ネオンギラギラ、木のお面などが飾られている、よく見ると突っ込みたくなる内装が万歳で
そんな話もぜひご店主のご夫婦に聞いてみてください。
ジョさん、キンさん、いつもありがとうございます!!
(下の写真は別日に撮影した写真です。