ミャンマー野菜「ササゲ」

◆日本では乾燥豆として食べれられるササゲは、ミャンマーで野菜としてよく食べられている

ササゲ(英名:LongBean)は、ミャンマー語発音で(Pae-Taunt-Shay)。
ミャンマーでよく食べられている野菜です。
本当にミャンマーは豆大国!と思うくらい、穀物としての豆だけでなく野菜としても豆をよく食べます。

Wikipediaでは「ササゲ」について下記のように説明されています。

ササゲ(大角豆、学名:Vigna unguiculata: Black-eyed pea)はササゲ属の一年草。つる性の種類とつるなしの種類とがある。アフリカ原産。主に旧世界の温暖な地方で栽培される。樹木の形状は低木であり、直立ないし匍匐する。枝を張ったり、からみついたりと、成育の特性は多彩。

出典元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%B5%E3%82%B2

トーホクさんのサイトではこのようなエピソードも。

ササゲは莢が上に向かって着く様を「捧ぐ(捧げるの文語形)」と見て名付けられたともされ、主に乾燥した種子を餡にしたり、赤飯に用いたりして利用します。一方、十六ささげ、三尺ささげはササゲの仲間ですが、長く垂れ下がる若い莢を野菜として利用します。寒さには弱いですが、暑さや乾燥にはよく耐えますので夏場の食卓に重宝される野菜です。

出典元:http://tohokuseed.co.jp/wordpress/beginame/sasage/

そう考えると、野菜として食べられているロングビーンは三尺ササゲか十六ささげのようです。

私の家の近くの八百屋ではなかなか見つけられなかったのですが、銀座の沖縄物産館の生鮮コーナーに売られているのを発見!

早速マンダレー式のサラダにしてみました。こちらはタマリンドとピーナッツバターを使ったサラダ。

マンダレー風ササゲのサラダ
マンダレー風ササゲのサラダ

レシピはこちら、ミャンマー出身・イギリス在住のビルマ料理研究家「MiMi Aye」さんのレシピブック「MANDALAY Book」から。この本はすごく本格的なビルマ料理が体系的に学べるのでオススメです。(googleブックスで電子書籍版が購入できます)

https://www.amazon.co.uk/Mandalay-Recipes-Tales-Burmese-Kitchen/dp/1472959493

ササゲが手に入らない場合はインゲンマメや他の豆で代用しても良いと思います。

ヘルシーにミャンマー料理を食べましょう!