◆上ビルマ(アニャー)では欠かせない貴重なピーナッツの油
油が多く使われている料理が多いと言われているミャンマー。
その中でもビルマ料理の原点とも言えるアニャー(上ビルマ)の料理で使われるのは、普通のオイルよりも高いと言われる「ピーナッツオイル」。
ビルマ語では「မြေပဲဆီ」と書き、発音は「ミェベーシー」に近いです。
ミャンマーでピーナッツの生産はマンダレー、バガン、メイッテーラなどの乾燥地帯が盛んという記事をどこかで見たことがあります。
たしかに、別記事でご紹介したピーナッツの搾りかす「ナンバッチン」は、
ヤンゴンなどでは食べられないという話しを聞いたような。
そんなこんなのピーナッツオイルですが、日本で手に入れようとするとまたまたハードルが高くなかなか売ってない。
そんな中、私が愛用しているのはYOUKI食品のピーナッツオイルの業務サイズ。
ピーナッツのコクを感じる分、癖があるので、ガーリックオイルを作るときなどには不向きの油です。
写真はマンダレーに行った際に撮影したタンクタイプのミェベーシー。
早くミャンマーに気軽に行ける日が来ますように。