◆シャン州ではトーフ=ひよこ豆で作られたトーフを指すが、母して日本と同じ大豆からできた「豆腐」はあるのか!?
見出しの問いの答えは、結論「あります!!」。
ミャンマー名:ペービャー・トーフ ပဲပြား
![ミャンマーの豆腐](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2020/08/img_1180.jpg)
ミャンマーには、ひよこ豆からできた豆腐のような形のものを「トーフ」と呼ばれていることも多いですが、
日本と同じく大豆からできた豆腐も健在。
![こちらのトーフは2023年3月におとづれたシャン州カローの市場で見かけたもの。](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2024/03/img_3296-1.jpg)
おそらく中国から影響を受けたシャン州で主に消費されているよう。
木綿豆腐と同じ製法で作られたミャンマーの豆腐は、ベトナムなどと同じくやや硬くて締まった印象の食感。
日本の冷奴のように名前で食べるというよりは、スライスして炒め物やスープになどに入れる料理が多いようです。
例えば、中国から伝播されたと言われている「ミーシェ(米線)」は、基本スタイルは土鍋で具沢山の具で構成されるけれど、この中にも豆腐が入ってます。
![ミャンマーの土鍋ミーシェ(米線)](https://burmese.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/img_3723-1.jpg)
シャン州では肉の変わりに「ソイミート」も売られていて、お肉の代わりとして重宝されていました。
食感もほとんど日本のものと変わらず、肉が貴重品なエリアや宗教上の理由で肉が食べられない人々には貴重な食材のようです。