◆ミャンマー料理に特徴的な多彩な唐辛子使い
英名:Dried Red Chillies 日本名:乾燥唐辛子 ミャンマー名:Nga Yoke Thee Chauk (ガヨーディチャウン)
ミャンマー料理の幅広い料理の中で使われている唐辛子。といっても唐辛子の使い方はバラエティにあふれており、パウダーになっているもの、ローストしてフレークにしたもの、乾燥唐辛子は使わずに生唐辛子を使ったりする民族も。
が、私が長く滞在したシャン州カロー ダヌー族の奥さまは、乾燥唐辛子全く使わないそう。
理由を聞くと「乾燥唐辛子は虫が出ることがあるから品質的に良くない。だったらかローの美味しい唐辛子を使う」とのこと。
乾燥唐辛子は、どちらかといったらアニャー(上ビルマ)系の料理で使われることが多いような気がします。
ちなみに1本の大きな唐辛子ももちろん使われています。基本的には最初に水で柔らかくしたあとヘタとタネを除いてからパウンドしてペーストにすることが多く、焼いて焦げ目をつけてから使われることもあります。