2022年7月にOPENした、群馬県館林市のミャンマー料理店「ALH Restaurant」。
館林市とえば、かねてよりロヒンギャの方が多く移住し、近隣にパキスタン料理やインド料理店も多く存在するエリアとして有名。
前々から行きたいなーと思っていましたが、そうはいっても館林。
東京から離れた場所に位置するため、なかなかお伺いできませんでしたが、GWの合間にお伺いしてきました!
看板は入店してみると、大きなハラール食材店が広がっていました。
広い店内の奥にL字型で展開しているレストラン。
レストランも非常に広い店内で重厚な椅子がたくさん並んでいました(写真撮影失念・・)
実は、営業しているか心配だったので事前電話で確認。本当はロヒンギャの方が作るミャンマービリヤニ「ダンパウ」を食べたかったのですが、この日は日曜日で、ダンパウは金曜日の定番メニューなんだとか。
ちょっと残念でしたが、気を取り直して黒板に書いてあるメニューからチョイス。
ビルマ語しか書いていないメニューもあり、店員さんに聞いてみる。(私は読めないが料理名だけある程度把握している)
なるほど、いわゆるロヒンギャ料理だけでなく、シャンカウスエやナンヂートウッなどの定番ミャンマー軽食も取り揃えていた。
でも、今回はロヒンギャの味を知りたく、店員さんにお伺いしてお薦めの「ヤギのカレー(セイッターヒン)」と、高級魚「ヒルサのカレー(ガタラウッヒン)」をオーダーしました。
ヒルサ(Hilsa)は、お隣のバングラデシュで国魚として食べられている、やはり高級魚。私は大塚のミャンマーレストランで何度かいただいたことありましたが、みなさんが大好きなのも頷ける美味しさでした。
程なくして登場した付け合わせたち。ロヒンギャガピチェと、牛テールスープもついてきました。この牛テールスープが本気で美味しい!
ロヒンギャンガピチェも中にスパイスが入っていてとても興味深く、そして私が一番好きなガピチェかもしれない。(ガピチェは、ガピを使った野菜のソースです)
いよいよメインのセイッターヒンと、ガタラウッヒン。
ちょうどオーナーの奥様の水野さんが話しかけてくれて、「手で食べると数倍美味しく感じますよ」
とのこと。
友人と顔を見合わせ、ほぼほぼ初手食だけど、ここは水野さんのアドバイスに従って、たどたどしく手食で食べることに。
四つ指のうち、親指で押し出すように食べるんだよと友達に教えてもらったものの、慣れずに忘れてしまい、口を天に向けるようなスナック菓子を食べる手食スタイルでなんとかいただく。
その後、ロヒンギャの方が作るヒン=いわゆる油戻し煮「スィージャン」のお料理について色々教えてもらいました。
ガタラウッは、世界一骨が多い魚として知られていますが、身崩れすることなく、しかもこの骨まで柔らかく煮込まれているガタラウッのヒン。油にも旨味が染み込んでとても美味しい。友人はヒルサのカレーが大のお気に入りになったようです。
そして、ヤギのカレーセイッターヒン。スパイス使いがまたバングラディシュに程近い場所に住むロヒンギャの方ならではのスパイス使い。私はこのセイッターヒンがとても好みでした!
私がミャンマー料理研究しており東京から来たことを伝えると、お店での作り方を口頭で色々教えてくれたり、おまけの一品をいただきました。とてもお優しいありがたい!
食べ終わった後は、食材店を物色。お店で使っていたマサラやスパイス、冷凍ヤギ肉などを購入。
さらには前から買い渋っていたアルミ鍋もゲット!この鍋、すごく使いやすくてもう一つ購入しようか悩んでます。
GWを使った館林までのミャンマー料理店巡り、またお伺いしたいなと思えるお店でした。
次回お伺いするならダンパウ狙いで金曜日に行くかも。
水野さん、ありがとうございました!
◆地図
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